2003年12月21日

新版第2集 きけ わだつみのこえ−日本戦没学生の手記


岩波文庫の新刊「新版第2集 きけ わだつみのこえ−日本戦没学生の手記」(わだつみ会編集)を読む。

太平洋戦争の後期,学徒動員された学生たちが,戦地で綴った手紙や日記を集めたもの。今回,学徒出陣60年を期して,旧版を増補し,新たに寄せられた遺稿も収録。本書の「あとがき」で触れられているように,第1集と第2集では,編集方針に違いがあり,第1集では「過激な日本精神主義的な,ある時には戦争謳歌にも近いような若干の短文までをも,全部採録するのが公正であると主張したのであるが,現下の社会情勢その他に,すこしでも悪い影響を与えるようなことがあってはならぬ」という編集方針のもとに収録を見送った手記も,この第2集では戦争の実相を伝えるということで収録されている。
posted by 南野靖一郎 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2003年
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