2011年10月27日

2011年10月の岩波文庫新刊(10/14発売)

10/14発売の岩波文庫新刊は以下の5点。(解説は岩波書店による

アブサロム、アブサロム!(上) (岩波文庫)
フォークナー
岩波書店
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■アブサロム,アブサロム!(上)〔全2巻〕(フォークナー作/藤平育子訳)
九月の午後、藤の咲き乱れる古家で、喪服姿のローザが語り出す半世紀前の一族の悲劇。1833年ミシシッピに忽然と現れたヘンリー・サトペンは、無一物から農場主にのし上がり、ローザの姉と結婚、二人の子を得る。そのサトペン一族はなぜ非業の死に滅びたのか? 南部の男たちの血と南部の女たちの涙が綴る一大叙事詩。
聖ユルゲンにて・後見人カルステン 他一篇 (岩波文庫)
シュトルム
岩波書店
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■聖ユルゲンにて・後見人カルステン 他1篇(シュトルム作/国松孝二訳)
抒情的な短篇「みずうみ」で知られるシュトルム(1817-1888)だが、後期に至るにつれてその作品は次第に叙事的・写実的となり、現実を直視する眼差しを強めていった。悲恋の物語「聖ユルゲンにて」、父と息子の問題を扱った「ハンス・キルヒとハインツ・キルヒ」など、ままならない人生に葛藤する人間の姿を描く3篇を収録。
パリ・コミューン(下) (岩波文庫)
H.ルフェーヴル
岩波書店
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■パリ・コミューン(下)〔全2巻〕(H.ルフェーヴル/河野健二ほか訳)
1871年3月18日、パリは蜂起した。蜂起からコミューン壊滅までの時々刻々の動きをドキュメンタリー風に再構成する。コミューンはパリ市議会選挙を行うも、さまざまな対立が時機を失わせ、次第に政府軍が巻き返していく。コミューンとは何であったのか。その意義を多角的に考察する。
碧梧桐俳句集 (岩波文庫)
河東 碧梧桐
岩波書店
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■碧梧桐俳句集(栗田 靖編)
河東碧梧桐(1873-1937)は、高浜虚子と共に子規門の双璧と目された近代俳句の巨人。子規没後の明治俳壇は、碧梧桐による新傾向俳句が、全国を風靡した。初期から晩年までの厖大な全句から、俳句の革新を追及して多種多様に変化したその俳風を伝える秀句二千句を精選、多彩絢爛なる碧梧桐の全貌を伝える。併せて俳論三篇を収録。
密林の語り部 (岩波文庫)
バルガス=リョサ
岩波書店
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■密林の語り部(バルガス=リョサ作/西村英一郎訳)
都会を捨て、アマゾンの密林の中で未開部族の「語り部」として転生する一人のユダヤ人青年……。インディオの生活や信条、文明が侵すことのできない未開の人々の心の砦を描きながら、「物語る」という行為のもっとも始原的な形である語り部の姿を通して、われわれにとって「物語」とはどのような意味を持つのかを問う傑作。
posted by 南野靖一郎 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011年
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