2007年06月07日

ゲドを読む。

ブエナビスタホームエンターテイメントから文庫本「ゲドを読む。」が発行された。
全国書店で110万部・・・というだけでは珍しくないが,本書は無料配布。無料文庫本は日本初とのこと。岩波文庫の「私が選ぶ十冊の本」みたいなのはずっと無料なのだが・・・。
本書のネタ本となるのは,岩波書店の「ゲド戦記」。本書を配布する紀伊國屋書店では,原作6巻は高額(1万3650円)なので,無料文庫本が原作購入の入り口になればと期待を寄せている。
今回の出版は,ブエナビスタが7月4日に発売する同映画のDVDの関心を高めるのが狙いで,版元は文庫本形態の広告と位置付けている。装丁はなかなか凝っていて,キリンビール「極生」などで知られる人気アートディレクター佐藤可士和が担当。表紙の色は,黒,赤,黄,ピンク,水色の5色で,普段,本を読む習慣のない人(そんな人が書店に来るのか?)にも手にとってもらえるよう工夫したとのこと。(FujiSankei Business i.などによる)
posted by 南野靖一郎 at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年06月05日

「学研新書」創刊

読書通 知の巨人に出会う愉しみ文化通信等によると,学研から新書が6月に創刊される。「どこでも書斎×知の窓口への誘い」と銘打って,6月6日にまず,「『読書通」(谷沢永一),「「カプセル家族」の危機」(尾木直樹),「暗殺国家ロシア」(寺谷ひろみ),「芸者と遊び」(田中優子),「戦国の城」(小和田哲男),「三種の神器」(稲田智宏)の6点を刊行。価格は756〜819円
これまで同社から新書判で刊行されてきた歴史群像新書,ムーブックスとは別シリーズ。
posted by 南野靖一郎 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月28日

新橋大古本市

週末は所用で幕張に。ついでに,パイレーツ・オブ・カリビアンの新作を見てきました。幕張には時々行きますが,ああいう新しい街は,小さい子供のいる家庭には何かと便利かもしれませんが,いい歳したオジサンにとっては,ちょっと馴染みにくいところもあります。
というわけで,オジサンでも安心できる街,新橋に戻り,機関車広場では,恒例の大古本市が本日から開かれています。新しい文庫や新書,雑誌,ムック,辞書等がならんでいますが,あまり古い文庫はありません。角川文庫リバイバルや,新潮文庫の旧版が少し目に付く程度。
まあ,電車読書のネタとしてはいろいろありそうなので,お近くの方はお寄りください。
posted by 南野靖一郎 at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月23日

Honya Club

めちゃくちゃ忙しくて,読書も滞っています。というより,多忙なときこそ読書で癒される・・・ようにならなきゃ駄目なんでしょう。修行が足りませんな。
最近気になったのはポイントカード。そもそも,書店にポイントカードが無かったのは,再販価格維持制度のためだと思っていましたが,取り次ぎの日販が「Honya Club」なるポイント制度を導入したのが12月。これが値引きとどこが違うのか,私にはよくわからないのですが,ポイント割引分が書店の負担にはならないのでしょうか。
ちなみに,日販は9月末までに加盟した書店に対し,Honya Clubの会員1人獲得につき100円の報賞金を支払うとのこと。会員は現在,115店舗60万人なり。
posted by 南野靖一郎 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月13日

ローマ建国史(上)(リーウィウス)

ローマ建国史 上 (1)刊行が遅れていた(4月26日発売)の岩波文庫「ローマ建国史(上)」(リーウィウス)を読む。
リーウィウス(紀元前59年頃〜17年)は,古代ローマの歴史家。『ローマ建国史』は,とくに文学的に評価が高く,本書に取材し,いくつかのシェイクスピア史劇が書かれている。
ルクレーティアの陵辱(タルクィニウスに陵辱され自害し,それが王族の追放,ローマ共和への切っ掛けとなった)やコリオラーヌスのローマ進撃を諫めた母親の嘆き(ベートーヴェンのコリオランですな)など,さまざまなエピソードが鏤められている本書は,他の通史と同様,多くの登場人物にとまどうものの,大変読みやすい訳で電車読書でも興味が途切れず捗った。
しかしながら,訳者鈴木一州先生は,未完成のまま今年1月に逝去されたので,今後の刊行が危ぶまれるとのこと。ぜひこの調子で全3巻をどうにか完結させて欲しい。
posted by 南野靖一郎 at 17:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月07日

連休後半

連休後半はカミサンの姉妹が集まったりしたので,近くの映画館でスパイダーマン3など見て,まったりと過ごしていました。
で,小さい姪や我が家のウサギの写真など,いろいろ撮っていたわけですが,私のデジカメも年季が入っているので,そろそろ新しいものに・・・などと考えています。
岩波書店から,6月1日に田中長徳「晴れたらライカ,雨ならデジカメ」が出るとのこと。ポシャってしまったアクティブ新書以来,久しぶりのチョートク先生だが,ホントにデジカメとライカを使い分けている人なんかいるのかね?と思う。私の知っているライカ使いはデジカメには無関心という人ばかりなので,これは普段心ならずもデジカメを使いながら,かつての銀塩愛機を懐かしむ,我々世代のノスタルジーをかき立てるような本なんだろうと想像しています。
関心のある方は,mjチョートクカメラ日記をお読みください。
posted by 南野靖一郎 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月06日

売れない文庫フェア

次郎物語〈上〉 (新潮文庫)北海道のかたは,ご存じかもしれないが,琴似の「くすみ書房」による「売れない文庫フェア」が話題になっている(ちょっと古い情報です)。
『次郎物語が本屋にないのはなぜ? 尾崎翠が売れないのはなぜ? 売れてないから本屋で置かない。本屋にないから目に触れない。…そして、絶版になり,消えていく。でも本当に売れないの?確かめてみよう。』というわけで,2003年10月27日からこのフェアが始まった。『大手ナショナルチェーンのすさまじい進出に息も絶え絶えの町の本屋のささやかなこの抵抗を新聞、テレビ等様々なメディアで取り上げてくれ,あれよあれよという間に有名に。おかげさまで狭い店内は連日大混雑。』
さてその「なぜだ!?売れない文庫フェア」第4弾の内容はというと,
・文庫の王様 新潮文庫の売れない700点
・地味だけど味のあるちくま文庫・ちくま学芸文庫全点1300点 
・くろうと好みの中公文庫ほぼ全点800点
・そして大物岩波文庫 予想通り全点1500点
・更に珠玉の講談社学芸文庫200点
・最後に忘れていけない河出文庫500点
以上5000点の売れない文庫たちが,皆様をお待ちしておりますとのこと。
posted by 南野靖一郎 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年05月01日

連休前半

遠き落日〈上〉連休前半は,裏磐梯,会津,喜多方方面へ。のんびり散策したり,SLに乗ったり,ラーメン食べたりと,子供中心の旅行ながら,天気も良く,楽しんできました。
途中,野口英世記念館へ立ち寄ったのですが,小学生の頃に教わった黄熱病の研究など英雄的な業績は,現在の医学からみると疑問な点も多いとのこと。「遠き落日」を読むと,かなりクセのある人間として描かれている英世が,それでも,人一倍の根性と努力の人であったことは,十分に感じることができ,あらためて勉強になりました。
posted by 南野靖一郎 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月23日

岩波文庫カバーの背色

22日だから夫婦の日割引になるかしらん,と思ってコナンの映画の新作を見に行きましたが,残念ながらウチの近くの映画館では,割引がなかったのですね。ワーナーマイカルでも場所によって,割引があるところとないところがあるとは知りませんでした。
ところで,岩波文庫カバーの背のベージュというか肌色が,本によって結構バラバラなのを不思議に思っていた人は多いと思います。2chで,それについて問い合わせた人から書き込みがあり,参考になりました。以下引用。
『旧来のカバー装丁のタイプなら問題なかったけどイラストを用いたカバーを作るようになったから。元々,背表紙のベージュは岩波文庫のために特別に作られた色。背表紙のベージュを統一してカバーのイラストの色を作ってるとものすごくコストが掛かる。カバー装丁に凝って値段を上げるよりも,可能な限り文庫本自体の値段を抑えるために、望ましくないけれど仕方ないそうだ。 ・・・と,HPからメールで質問したら長文の丁寧な返事をもらった。色の作り方とかかなり詳しいことが書いてあった。もっと知りたい人は質問して聞いてみてください。』
posted by 南野靖一郎 at 08:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月21日

とのピンズ付文庫本

6ステインDAISピンズセット講談社文庫から,文庫初のピンズ付限定版『6ステイン DAISピンズセット』が出ました。
1,575円で,富野由悠季,寺田克也,カトキハジメのデザインによるビンズ3点と福井晴敏の短編集『6ステイン』をセットにした限定版。
講談社サイトでは予約受付終了となっていますが,Amazon,Yahooなど各インターネット書店では販売中。
posted by 南野靖一郎 at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月19日

「がばいばあちゃん」シリーズ

佐賀のがばいばあちゃんウチのカミサンは,熱心に島田洋七の「がばいばあちゃん」シリーズを読んでいて,私の母にも貸してあげているらしい。私の学生時代は,漫才ブーム真っ只中だったので,あの島田洋七がねぇ・・・といった感じにならざるを得ないが,あらためて読んでみると,結構面白い。ちなみに本書に火がついたのは最近だが,最初は93年に3000部を自費出版したんですな。なんか今さらなんですが。
本書をめぐっては最近,島田洋七と吉本とが決別か?とのニュースもあった。
『漫才コンビ「B&B」の島田洋七が,所属する吉本興業を離れる。5月末にも決別することが分かった。10日のスポニチによると、ベストセラーを続ける「佐賀のがばいばあちゃん」の収益をめぐって、吉本側と衝突したことが原因という。洋七が93年に自費出版した文庫本「がばいばあちゃん」はシリーズ400万部を超える大ヒットとなった。本の売り上げは単純計算しても21億6000万円以上。版元との契約によるが、10%の印税も入ってくるとみられる。さらに昨年、映画化もされて53万人を観客動員し、テレビドラマや漫画にもなった。それら収益をめぐって吉本と意見が衝突。「芸能活動の合間に自分でサイン会を開くなどコツコツ販促活動をしてきた」と主張する洋七に対し,吉本側は「事務所としていろいろサポートしてきたおかげ」と譲らなかったようだ。』
posted by 南野靖一郎 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月15日

創刊80周年改版重版

茶の本4月5日,岩波文庫のうち当面,新版刊行の予定のない書目13点19冊の活字を大きくし,字詰め行間を改め,より読みやすくしたものが刊行されました。シュヴェーグラーは哲学に縁のない私にも,比較的読みやすく,学生時代に親しんだ本です。
・茶の本 岡倉覚三/村岡 博 訳
・武士道 新渡戸稲造/矢内原忠雄 訳
・ヘロドトス 歴史(全3冊) 松平千秋 訳
・ソクラテスの弁明 クリトン プラトン/久保 勉 訳
・ゴルギアス プラトン/加来彰俊 訳
・西洋哲学史(全2冊) シュヴェーグラー/谷川徹三,松村一人 訳
・宮沢賢治詩集 谷川徹三 編
・童話集 銀河鉄道の夜 他14篇 宮沢賢治/谷川徹三 編
・共産党宣言  マルクス,エンゲルス/大内兵衛,向坂逸郎 訳
・賃銀・価格および利潤  マルクス/長谷部文雄 訳
・イタリア紀行(全3冊)  ゲーテ/相良守峯 訳
・マノン・レスコー  アベ・プレヴオ/河盛好蔵 訳
・ボヴァリー夫人(全2冊) フローベール/伊吹武彦 訳
posted by 南野靖一郎 at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

岩波文庫「2007年春リクエスト復刊」

2007年春リクエスト復刊が書店にならんでいます。すでに復刊重版されたことがあるものばかりで残念ですが,マイエルの「聖者」のみ,戦後初の重版となります。私もこれだけ購入。古書店では1000円前後で売られているものの,戦時中の刊行で,きれいなものは少なくなっていました。( )内は前回重版。
■金槐和歌集 源 実朝/藤 茂吉 校訂(96年)
■兼好法師家集 西尾 実 校訂(89年)
■去来抄・三冊子・旅寝論 向井 去来,服部 土芳/潁原 退蔵 校訂(87年)
■塩原多助一代記 三遊亭 円朝(01年)
■みれん シュニッツラー/森 鴎外 訳(85年)
■辰巳巷談 通夜物語 泉 鏡花(92年)
■アイヌ叙事詩 ユーカラ 金田一 京助/採集並ニ訳(94年)
■天路歴程(全2冊) ジョン・バニヤン/竹友 藻風 訳(91年)
■バーンズ詩集 中村 為治 訳(95年)
■湖の麗人 スコット/入江 直祐 訳(88年)
■骨董 ラフカディオ・ヘルン(ハーン)/平井 程一(94年)
■色彩論 ゲーテ/菊池 栄一 訳(97年)
■三十年戦史(全2冊) シルレル(シラー)/渡辺 格司 訳(88年)
■改訳 オルレアンの少女 シルレル(シラー)/佐藤 通次 訳(92年)
■ヒュペーリオン ヘルデルリーン(ヘルダーリン)/渡辺 格司 訳(97年)
■ユダヤ人のブナの木  ドロステ=ヒュルスホフ/番匠谷 英一 訳(86年)
■聖者 マイエル/伊藤 武雄 訳(昭和17年刊,戦後初重版)
■ブヴァールとペキュシェ(全3冊) フロベール/鈴木 健郎 訳(97年)
■貴族の巣 トゥルゲーニェフ(ツルゲーネフ)/小沼 文彦 訳(92年)
■セワ゛ストーポリ トルストイ/中村 白葉 訳(92年)
■悪い仲間/マカールの夢 他1篇 コロレンコ/中村 融 訳(86年)
■真珠の首飾り 他2篇 レスコーフ/神西 清 訳(00年)
■死の勝利(全2冊) ダヌンツィオ/野上 素一 訳(91年)
■都鄙問答 石田 梅巌/足立 栗園 校訂(99年)
■柳子新論 山県 大弐/川浦 玄智 訳註(89年)
■古史徴開題記 平田 篤胤/山田 孝雄 校訂(02年)
■内地雑居後之日本 他1篇 横山 源之助(90年)
■憲法義解 伊藤 博文/宮沢 俊義 校註(05年)
■孔子家語 藤原 正 校訳(97年)
■盤珪禅師語録 盤珪/鈴木 大拙 編校(92年)
■北京年中行事記 清 敦 崇 編/小野 勝年 訳註(96年)
■省察 デカルト/三木 清 訳(03年)
■パスカル  科学論文集 松浪 信三郎 訳(04年)
■スピノザ 神学・政治論(全2冊) 畠中 尚志 訳(04年)
■改訂 ドイツ国民に告ぐ フイヒテ/大津 康 訳(88年)
■人及び動物の表情について ダーウヰン(ダーウィン)/浜中 浜太郎 訳(91年)
■ローマ史論(全3冊) マキアヴェルリ/大岩 誠 訳(96年)
■ペルシア人の手紙(全2冊) モンテスキュー/大岩 誠 訳(97年)
■経済学の方法に関する研究 メンガー/福井 孝治,吉田 昇三 訳(88年)
■民衆の芸術 ウィリアム・モリス/中橋 一夫 訳(93年)
■サイキス・タスク フレイザー/永橋 卓介 訳(99年)
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岩波文庫「2007年春リクエスト復刊」

2007年春リクエスト復刊が書店にならんでいます。すでに復刊重版されたことがあるものばかりで残念ですが,マイエルの「聖者」のみ,戦後初の重版となります。私もこれだけ購入。古書店では1000円前後で売られているものの,戦時中の刊行で,きれいなものは少なくなっていました。( )内は前回重版。
■金槐和歌集 源 実朝/藤 茂吉 校訂(96年)
■兼好法師家集 西尾 実 校訂(89年)
■去来抄・三冊子・旅寝論 向井 去来,服部 土芳/潁原 退蔵 校訂(87年)
■塩原多助一代記 三遊亭 円朝(01年)
■みれん シュニッツラー/森 鴎外 訳(85年)
■辰巳巷談 通夜物語 泉 鏡花(92年)
■アイヌ叙事詩 ユーカラ 金田一 京助/採集並ニ訳(94年)
■天路歴程(全2冊) ジョン・バニヤン/竹友 藻風 訳(91年)
■バーンズ詩集 中村 為治 訳(95年)
■湖の麗人 スコット/入江 直祐 訳(88年)
■骨董 ラフカディオ・ヘルン(ハーン)/平井 程一(94年)
■色彩論 ゲーテ/菊池 栄一 訳(97年)
■三十年戦史(全2冊) シルレル(シラー)/渡辺 格司 訳(88年)
■改訳 オルレアンの少女 シルレル(シラー)/佐藤 通次 訳(92年)
■ヒュペーリオン ヘルデルリーン(ヘルダーリン)/渡辺 格司 訳(97年)
■ユダヤ人のブナの木  ドロステ=ヒュルスホフ/番匠谷 英一 訳(86年)
■聖者 マイエル/伊藤 武雄 訳(昭和17年刊,戦後初重版)
■ブヴァールとペキュシェ(全3冊) フロベール/鈴木 健郎 訳(97年)
■貴族の巣 トゥルゲーニェフ(ツルゲーネフ)/小沼 文彦 訳(92年)
■セワ゛ストーポリ トルストイ/中村 白葉 訳(92年)
■悪い仲間/マカールの夢 他1篇 コロレンコ/中村 融 訳(86年)
■真珠の首飾り 他2篇 レスコーフ/神西 清 訳(00年)
■死の勝利(全2冊) ダヌンツィオ/野上 素一 訳(91年)
■都鄙問答 石田 梅巌/足立 栗園 校訂(99年)
■柳子新論 山県 大弐/川浦 玄智 訳註(89年)
■古史徴開題記 平田 篤胤/山田 孝雄 校訂(02年)
■内地雑居後之日本 他1篇 横山 源之助(90年)
■憲法義解 伊藤 博文/宮沢 俊義 校註(05年)
■孔子家語 藤原 正 校訳(97年)
■盤珪禅師語録 盤珪/鈴木 大拙 編校(92年)
■北京年中行事記 清 敦 崇 編/小野 勝年 訳註(96年)
■省察 デカルト/三木 清 訳(03年)
■パスカル  科学論文集 松浪 信三郎 訳(04年)
■スピノザ 神学・政治論(全2冊) 畠中 尚志 訳(04年)
■改訂 ドイツ国民に告ぐ フイヒテ/大津 康 訳(88年)
■人及び動物の表情について ダーウヰン(ダーウィン)/浜中 浜太郎 訳(91年)
■ローマ史論(全3冊) マキアヴェルリ/大岩 誠 訳(96年)
■ペルシア人の手紙(全2冊) モンテスキュー/大岩 誠 訳(97年)
■経済学の方法に関する研究 メンガー/福井 孝治,吉田 昇三 訳(88年)
■民衆の芸術 ウィリアム・モリス/中橋 一夫 訳(93年)
■サイキス・タスク フレイザー/永橋 卓介 訳(99年)
posted by 南野靖一郎 at 07:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月12日

2006年の文庫市場

出版月報によると,2006年の文庫市場は,推定販売金額1416億円,前年比5.8%増という好成績だった。推定販売部数も同7.2%増と高い伸びを示しており,これで金額・部数ともに3年連続のプラス成長となった。
文庫の好調は,テレビ・映画など映像化された作品が多く,低価格設定で大量販売につながった作品が続出したことが要因とのこと。
posted by 南野靖一郎 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月09日

誤記訂正

岩波書店によると岩波文庫に以下2件の誤りがあったとのこと。こういう場合は交換しないで,もう1冊買ったほうがよいのかしらね?
2006年10月に発売した岩波文庫「戦争と平和2」第2刷のカバー印刷に誤りがあることが判明しました。カバーの背の下段にある文字、『赤六一八‐三』は誤りで、正しくは『赤六一八‐二』です。お買い上げになられた方は、まことにお手数ですが、下記にご連絡くだされば、送料小社負担にて訂正されたものをお送り致します。読者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
2007年3月22日
2007年2月に発売した岩波文庫リクエスト復刊のなかの一冊、『ユダヤ人のブナの木』7刷の奥付作者名の表記が正しくは「ドロステ=ヒュルスホフ作」のところ「ヘルデルリーン作」と印刷されました。お買い上げになられた方は、まことにお手数ですが、下記にお送りくだされば、送料小社負担にて訂正されたものとお取り替え致します。読者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
2007年3月12日
posted by 南野靖一郎 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月08日

深き淵よりの嘆息(クインシー)

深き淵よりの嘆息―阿片常用者の告白続篇岩波文庫の新刊「深き淵よりの嘆息」(クインシー)は,よく知られている「阿片常用者の告白」から20年余りを経た著者の回想記。幼年時代の思い出から始まり,その後の作家活動や女性を巡る随想が続く。今回が初の文庫化。
私はもちろん,岩波文庫の「阿片・・・」を,戦前からある田部重治訳で読んでおり,これはかなり古くさく(かつ難しく)なっていたため,今回の新しい野島秀勝訳に期待したわけ。本書の内容からして,単純明快というわけにはいかないものの,ずっと読みやすくはなっているようだ。
posted by 南野靖一郎 at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月03日

英知出版が3月30日づけで倒産

企業情報の帝国データバンクの情報サイトTEIKOKU NEWS ONLINEによると,有力コスプレ雑誌「COSMODE」の発行で知られていた英知出版が3月30日づけで倒産した。 また3月29日には,英知出版のほか複数の企業を持株会社として束ねる有限会社ティーケーパートナーズも,TEIKOKU NEWS ONLINEの倒産・動向記事の最新情報に掲載されている。このため英知出版の倒産は,持株会社の倒産による連鎖倒産とみられる。
両社のインターネット上のホームページは現在接続不可能となっており,両社は営業活動を停止している可能性が高い。しかし,英知出版とサンライズデジタルの共同事業のウェブ版の「COSMODE」である「COSMODE.NET」は通常通り営業活動を続けている。また,「COSMODE.NET」はサイト上で、3月30日発売予定であった「COSMODE16号」は記事の大幅な修正のため発売が延期になったと伝えている。あらたな発売日が決定次第告知を行なうとしているため,「COSMODE」の出版営業は今後別の会社に引き継がれる可能も高そうだ。
英知出版はもともと男性向け雑誌・書籍に強く,「COSMODE」以外に男性ファッション誌の「411(フォー・ダブワン)」なども発行している。
いやいやビックリしましたが,英知出版がコスプレものの出版社として有名だったとは知らなかった。男性向け雑誌に強い,というより,我々の世代にとっては,写真集やビデオ雑誌など,H系雑誌のメジャーどころとしてよく知られていたし,エンタメ系の文庫シリーズも出していた。どさくさ紛れに版権が・・・とならなければよいが。
posted by 南野靖一郎 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年04月02日

ヤクザは女をどう口説くのか

幻冬舎アウトロー文庫の新刊「ヤクザは女をどう口説くのか」(石原伸司)を読む。
12歳で家出後,銀座のホステスとの同棲を経てヤクザに。あらゆる犯罪に手を染め,通算20年間を獄中で過ごす。引退後は,雑誌に原稿を執筆。
そんな著者による実践的女の口説き方指南。肝心なことは,女は宝,何が何でも女を大切にすることだという。実際これが難しい。チョイ悪オヤジならぬ大悪オヤジなわけだが,女を誉めるにしても奪うにしても,結局中途半端は駄目なのだ。
まあ,女性が読めば都合のよいことばかり書いて・・・と思うかもしれないが,もてない男としては,いろいろ反省すべき点があった,と思う。
posted by 南野靖一郎 at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年

2007年03月30日

新橋古書市

ずっと名古屋に出張しており,ようやく戻ってきました。
さっそく,新橋駅前恒例の古書市(31日まで開催)を覗いてみましたが,一般書,雑誌のほか,文庫本にはあまり古いものはなく残念。ただ,岩波文庫は新本割引で売られているものが結構ありました。
カラーブックスなど,古いものがあれば買おうと思うのですが,こちらも新しいものばかり。場所柄?鉄道関係や料理グルメ関係は豊富なので,その分野の好きな方はぜひどうぞ。
posted by 南野靖一郎 at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年