2008年09月16日

恋愛指南(オウィディウス)

恋愛指南―アルス・アマトリア (岩波文庫 赤 120-3)岩波文庫の新刊「恋愛指南 アルス・アマトリア」(オウィディウス,沓掛良彦訳)を読みました。
岩波文庫ファンには「変身物語」で知られているオウィディウスは,紀元前43年,中部イタリアの騎士階級に生まれ,法廷弁論家となるべくローマへ出たがかなわず,文学へ身を投じ,有力貴族の庇護を得て当代一の人気詩人に。しかし,「愛の詩人」として評価が高まるも,40歳の頃に書いた本書などが原因で,皇帝アウグスティヌスより風紀紊乱の廉で国外追放処分となり,僻遠の地で生涯を閉じました。「航海術や馬術のごとく愛にもまた技術がある」と説く本書は,愛の名著の一方で背徳の書とみなされたわけですね。
実際に読んでみると,教訓的な話,詩的な話ばかりでなく,具体的な身だしなみや魅力的に見えるポーズまで,事細かに説明していて面白い。まあ,2000年前から男の考えそうなことは変わっていないと言えるし,男と女の関係も変わらないのでしょう。いつの時代も官能に引き寄せられて,結局手玉に取られるのは男なのですから。
なお,本書には先訳として樋口勝彦訳 「恋の技法」(平凡社ライブラリー,1995),藤井昇訳「恋の手ほどき」(角川文庫,1971) があります。
posted by 南野靖一郎 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月15日

自転車と旅しよう!(絹代)

えい文庫の新刊「自転車と旅しよう!」(絹代)を読む。
エイ出版社ムック「自転車生活」の連載記事を再編集したもの。著者は,東大農学部卒のタレント&健康管理士。本書には,しまなみ海道,白神山地,耶馬溪,北斗星で北海道,佐渡ロングライド210,ツール・ド・宮古島,湯布院と阿蘇,松原湖,東京ナイトライド,大阪・自転車博物館でのんびりライド,といった自転車の旅10コースを収めている。
実用的な内容も盛り込んではいるものの,半分写真集のような造り。だが,同じような国井律子のバイク本と比べて,ちょっとビジュアル的に物足りないかも。それに,自転車タレントなら・・・というあざとい感じがしてしまって,自転車が好きっていう熱い気持ちが伝わってこないんだな。上手くやってる人に対する僻みかもしれないけど。
posted by 南野靖一郎 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月14日

遅い夏休み

p02.jpg遅い夏休み第二弾ということで5連休。前半は,家のメンテについて,リフォーム業者と打ち合わせ。ウチは田舎なので,よく言えば自然にあふれていて,アリやいろいろなムシが多いんです。その駆除もしなければいけないし・・・お金かかりますね^^;;。
後半は,国立新美術館の企画展を見てから,表参道ヒルズのMISTでラーメンを食べてまったりと。うわさの銀座にオープンしたH&Mも覗いてみたかったのですが,入場待ちの列が博品館まで二重三重に延びていて2時間待ちですと。ここはあきらめ,今月改装するという築地玉寿司で寿司をつまんで帰ってきました。
次の日は,横浜そごう美術館でナイーヴ派絵画展へ。ナイーヴ派の代表はルソーですけど,素朴派というか,ヘタウマ絵ですよね。カワイイと言うのはいいけれど,大きな声で,これどこが上手いの?・・・って言うな,カミサン。
posted by 南野靖一郎 at 22:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月09日

神奈川県の禁煙政策

現代たばこ戦争 (岩波新書)我が神奈川県の松沢知事が先頭を切って公共施設の完全禁煙を目指そうとしたのだが,飲食店や遊戯施設では結局,分煙を認めることとなった。
禁煙席しかなければ,別に吸わなくていいや,という程度の喫煙者でも,これだけ外出時の喫煙場所が少なくなってくると,たまにコーヒー飲みたくなくてもタバコを吸うためにカフェやファストフードに入ることもあるわけで,そこまで禁煙にされては,現状では路上喫煙が増えるだけだろう。横浜駅周辺などの路上喫煙禁止区域でも,気にしていたのは最初だけで,いまではどこが禁止場所?といった感じだし。
喫煙者のモラルの無さということになるのだが,成人男性の40%が吸っているタバコを,モラルに頼って規制しようとするのは無理だ。まずは禁止場所喫煙の罰則強化,最終的にはタバコ販売の廃止を目指すしか無いと思うが,それは私の生きているうちに実現するかどうか・・・
posted by 南野靖一郎 at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年

「Lapita」12月に休刊

Lapita (ラピタ) 2008年 10月号 [雑誌]小学館によると,月刊誌「Lapita」を12月に休刊するとのこと。
「Lapita」は1995年12月創刊で,発行部数は4万2000部。2002年10,11月には8万5000部を記録したが,最近は2万部以下に落ち込んでいたという。
毎号買っていたわけではないが,文房具や時計関係の特集のときは,結構楽しんで読んでいたし,オリジナルのトートバッグも買ったな。
この間,また白い万年筆をオマケにつけていて,頑張ってるなぁと思っていたのに,残念!
posted by 南野靖一郎 at 21:46| Comment(5) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月08日

高知雑感

hijikata.jpg昨日まで5日間,初めての高知訪問でした。晴れ続きは嬉しかったのですが,東京より一段と暑いのには参りました。そのほか感じたことなど。
高知は,どこへ行っても坂本龍馬ですが,私は以前から龍馬がなぜ人気があるのか,何度聞いても分からなかったので,今回展示館に行ったりして勉強しましたが,やっぱりダメでした。「竜馬がゆく」を読んでいない人間に,どんなに事績を説明されても無駄なのかもしれません。龍馬の全体像っていうのは,どうもわかりにくいですね。
面白かったのは,県立美術館で見た戦前の南洋諸島に関係する作品を集めた特別展示。パラオやテニアンなど,日本の信託統治時代の島々の生活を描いた絵は,なかなか見ごたえがありました。もっとも,町田の版画美術館所蔵のものも結構ありましたけれど。 関連資料として,中島敦の南島譚など小説類も展示されていました。
高知に限らず,以前から,地方の歴史ある都市を訪れると,古い文化と新しい文化がバランスよく残っていて,住みやすそうでいいなぁと思っていました。でも,最近では,ニュータウンみたいな新興都市に慣れすぎてしまったせいか,そういう古い街の元気のなさが目についてしまいます。どういうところを理想の住みかと考えるのか? 歳をとるにつれて,まだまだ変わりそうな気がしています。そのうち,動けなくなってしまうかもしれませんが・・・
posted by 南野靖一郎 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月07日

「新春すてきな奥さん」の発行予定部数

すてきな奥さん 2008年 10月号 [雑誌]新文化紙によると,主婦と生活社の雑誌「新春すてきな奥さん」は70万部の発行を予定しているとのこと。
同社によると,11月21日発売予定の「すてきな奥さん」新年号は,ライバル誌だった「主婦の友」が休刊したこともあり,新年号の発行部数を昨年の49万部から70万部に大幅増する。「リラックマ」のキャラクターカレンダー,手帳,軍手などの付録を付けて,目標は実売率90%。定価は据置きの1500円。書店には,今年も販売促進費(報奨金)を用意したほか,「セールスマニュアル」を作成した。
posted by 南野靖一郎 at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年09月01日

映画誌「ロードショー」が休刊

ROADSHOW (ロードショー) 2008年 10月号 [雑誌]集英社は1日,映画誌「ロードショー」を11月21日発売の1月号で休刊すると発表した。
同誌は72年創刊。近代映画社の「スクリーン」とともに,私の学生時代の愛読誌だった。最近は,インターネットに押されて,80年代の最高約35万部に対して,約5万部まで落ち込んでいたとのこと。ホームページは良く出来ていると思うのだけれど,映画情報はネットで充分,雑誌をあらためて・・・という人は少なくなってしまったのだろうね。
中学生の頃は,本誌にちょっとHなスチール写真があると,こそこそと見ていたのが懐かしい。ただ,雑誌はよく見ていたけれど,実際に見に行った映画は少なかった。今みたいに中学生同士で映画館に行くなんていう雰囲気は無かったかも。
ちなみに,同誌以外でも,大型誌,有名誌の休刊が相次いでおり,「GRACE」,「BOAO」,「月刊現代」なども休刊が決まっている。
posted by 南野靖一郎 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

死刑囚最後の1時間

死刑囚最後の一時間 [宝島SUGOI文庫] (宝島SUGOI文庫 A へ 1-44)宝島SUGOI文庫の新刊「死刑囚最後の1時間」は,昨年5月,別冊宝島から出たものの文庫化だ。
タイトルとは異なり,刑に立ち会った検察官や刑場を視察した議員,刑務所で死刑囚と隣り合わせになった受刑者の体験談はあるが,本書のメインは,過去の死刑囚50人の紹介であり,新しい話を期待した向きには,やや残念。資料としては,古い死刑囚の話もあるので,過去の凶悪犯罪に興味のある人の参考にはなるだろう(ただし,全部の死刑囚を網羅しているわけではない)。
タイトルの1時間・・・というのは,死刑囚に死刑が告知される午前9時から実際に執行される10時までを指す。過去は前日までに告知されていたが,自殺事件があったりしたので,現在は当日告知となり,死刑囚はもとより,機密保持のためごく一部の関係者以外は当日まで執行を知らされないという。宅間死刑囚のように,ごく短い期間で執行される例も出てきており,従来のような刑の確定順の執行という原則も変わってきた。
ただ,本書に出てくる死刑囚は,取り乱さず淡々と刑が執行されているが,他の刑務官の記録などを読むと,必ずしもそういう者ばかりではないようだ。
posted by 南野靖一郎 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月31日

シートン動物記(集英社文庫)

ぎざ耳ウサギの冒険 (集英社文庫 シ 3-8 シートン動物記)集英社文庫から新しいシートン動物記が刊行中。これまでの3巻は,6月「狼王ロボ」,7月「ぎざ耳ウサギの冒険」,8月「愛犬ビンゴ」。
同社からは,同じ藤原英司訳で単行本のシートン動物記シリーズが現役で出ており,絶版となった昭和50年代の集英社文庫旧版も古書店で見かけることがあります。今回,新訳でないのは残念ですが,親しみやすい装幀と大きな文字で読みやすくなって文庫化されたことは歓迎。
ちなみに,シートン動物記という書名は我が国独自のもので,シートンが各所に発表した動物物語(55作ほど)を集めたもの。よってファーブル昆虫記と異なり,その構成はシリーズによってまちまちです。
ウサギ好きとしては,賢く勇敢な母ウサギと,その母から生きていくための知恵を受け継いでたくましく育っていく子ウサギの物語「ぎざ耳ウサギの冒険」に感動!
posted by 南野靖一郎 at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月30日

ナポリへの道(片岡義男)

ナポリへの道片岡義男の新刊「ナポリへの道」(東京書籍)を読みました。
本書は、『日本人はどうやってスパゲティ・ナポリタンを「発明」し、食べ、そして発展させてきたのか? スパゲティ・ナポリタンをこよなく愛する著者が、非常な共感と愛情に満ちた体験的・画期的エッセイ』ということで、ナポリタンだけでなく、かかわりの深いケチャップなどに関する一風変わったウンチク話がいろいろ。
思ってたよりも(片岡さんの本はときにスカスカなこともあるので)読みでがあってよかったのですが、独特の文体(昔は英文直訳調だと感じましたが、ここまで引っ張ってくると、結局片岡さんオリジナルのスタイルとしか)が読み慣れない人には、やはり抵抗があるんじゃないかと感じました。でも、スパゲッティ好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。
posted by 南野靖一郎 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

タスポ「申し込む予定はない」が4割超

タスポを持たない理由は「申し込みが面倒」がトップとのこと。しかし,新橋勤務のリーマンとしては,面倒というより, 必要なときに周りにたくさんあるコンビニで買えばよい,ということじゃないかと思う。24Hいつでも買えるんだし。喫煙者でタスポに文句を言っている人も見かけない。
実際,アンケートではタスポが導入前には購入先が「自動販売機」(47%),「コンビニエンスストア」(32%)だったのに対して,導入後は「コンビニエンスストア」(57%),「自動販売機」(15%)となっていて,自動販売機派が大幅に減少している。
まあ,私の場合はそもそも,自動販売機で売っているタバコを吸うことはほとんど無いので,タスポ無関心派なのだが,当初の目的の一つ,未成年のタバコ購入に関しては,実際にいくらかの効果はあがっていそうだ。
posted by 南野靖一郎 at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月29日

文庫版「容疑者Xの献身」 100万部突破

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)新文化紙によると,8月5日に文春文庫から発売された「容疑者Xの献身」(東野圭吾)は8月5日に初版25万部で発売され,本日決定の5刷で100万部を突破し,累計110万部に達したとのこと。
まあ,映画公開待ちで,話題の作品だから当然だろうが,単行本が3年前の初版以来100万部近くと聞いていたので,この文庫本の売れゆきは大したものだ。 ガリレオシリーズとしては,8月上旬にドラマ化することを発表した時点でシリーズ累計160万部だったものが,現在280万部。新刊でない書籍が,たった2ヶ月で100万部以上も売り上げを伸ばした(フジテレビ)。
posted by 南野靖一郎 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月28日

魔境アジアお宝探索記(島津法樹)

魔境アジアお宝探索記――骨董ハンター命がけの買い付け旅 (講談社+α文庫)「魔境アジアお宝探索記−骨董ハンター命がけの買い付け旅」(島津法樹,講談社+α文庫)を読む。
アジア辺境の地で稀少な骨董探しに明け暮れた日々を描いたエッセイ。危険地帯も何のその,あるときには鼻先を銃弾が掠め,壺の中からはコブラがぞろり。それでも懲りずに奥地へ奥地へと進んでいく。
現地仲介人との丁々発止のやりとりや,現地の人々とのふれあい,そしてもちろん貴重な骨董品の数々。さぞかしエキサイティングな日々なんだろうな・・・と想像はするのだが,本書はもっぱら冒険譚が中心で,肝心のお宝骨董に関するウンチク話が少ないので,その方面に関心のある人にとっては,物足りないだろう。素人向けに易しく書いてくれたせいもあって,話が作り物っぽくなってしまい,もうひとつワクワク感が涌いてこない。
もちろん,今まで知らなかったアジア各地での骨董(それも著者が初めて発見したような埋もれた名品)の取り引きについて知りたい方には,続編の「秘境アジア骨董仕入れ旅」(同文庫)とともに,興味深い記録である。
posted by 南野靖一郎 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月26日

明林堂書店 経営破綻

新文化紙によると,大分中心に展開する書店チェーン「明林堂書店」が,負債147億8000万円で経営破たんした。
同社は,大分地裁に民事再生手続きを申請し,25日に保全命令を受けた。現在の店舗数は79店。不採算店の整理や遊休資産の売却などで債務を圧縮,営業を継続しながら再生を目指す。
同社は書店以外にゴルフショップや焼肉店など多角展開していたが,赤字が続き,負債は約120億円(04年時点)に膨らみ,書店部門も96年をピークに減少に転じていた。店舗閉鎖やパートの削減などで対応したが,抜本的な改善にはつながらず,8月31日の手形決済不能となり,今回の事態となった。
posted by 南野靖一郎 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

ミシュランガイドのグッズ

080813_002.pngミシュラン・ライフスタイルより,11月に発売予定の「ミシュランガイド東京2009」に関するグッズが9月15日に発売されます。内容は,限定フィギュア,ロゴ入りエプロン,マグカップ,エコバックなどで,全国のバラエティショップ,専門店,書店のほか,三越フランス展でも販売するとのこと。
ミシュランガイド2008は私も買ったのですが,買っただけで★つきレストランに全然行ってないです。2009年版は役に立つよう,頑張りたいと思っています^^
img3422.jpgとりあえずは,横浜のcoffee bar ブルーマウンテンでまったりと。
posted by 南野靖一郎 at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月25日

ヨコガキ名作文学シリーズ

ケータイ名作文学・人間失格 (ケータイ名作文学)ケータイ世代向けの本というのを読んでみました。ゴマブックスが8月1日に発売した「横書きで名作を読む」ヨコガキ名作文学シリーズの中から,太宰治の「人間失格」。
普段読んだり書いたりする書類でも,大部分が横書きとなっている今,たいして違和感が無いだろう・・・と思ったら大間違いで,私には思ってた以上に読みにくかったです。なんというか,生理的について行けない感じ。どうしても安っぽい感じを免れないんですね。
著作権切れの作品を取り上げていくそうですから,どう料理しようとかまわないとは思うものの,見た目と中身のギャップがかえって若い人の読書欲をそぐようなことにならないかと心配です。固定観念にとらわれすぎた取り越し苦労ならいいのですが。
ただ,オジサンとして,カバーの南沢奈央さんはたいへん気に入りました!
posted by 南野靖一郎 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月23日

BCLの山田耕嗣氏の訃報

簡単BCL入門―世界の放送を受信せよ! (電波の世界で遊んでみようseries)BCLの世界でおなじみの山田耕嗣氏が8月19日夜,67歳で逝去され,本日告別式とのこと。
私のようなラジオ少年,昭和40年代に「ラ製」や「初ラ」を愛読書とし,その後「短波」誌などを読んでいたBCLファンにとって,氏の名前はとてもなじみ深いものでした。BCL関連書籍の執筆のみならず,ログブックなどのグッズで氏が監修されたものもいろいろあった記憶が。
ネット時代になって,ここ20年以上,BCLからは離れていましたが,当時収集したベリカードは,いまでも大事にとってあります。子供のころ,あこがれの地であった秋葉原に,いまでは仕事帰りにちょっと寄っていこうかなんて・・・私も歳をとりましたね。
久しぶりに懐かしい名前を聞いたと思いましたら残念な知らせでした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 南野靖一郎 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月22日

ナポリへの道(片岡義男)

最近また,片岡義男のファンだということが,恥ずかしくなくなってきた感じがします^^;: 学生時代,片っ端から片岡氏の本を読み,その後,あれは無かったことに・・・といった気持ちだったのですね。
というのも,最近の片岡氏は,ちょっと風変わりなものばかり書いているからなのですが,新刊「ナポリへの道」(東京書籍)も一風変わった内容です。
本書はナポリ紀行または観光ガイドとして・・・では全くなく,『日本人はどうやってスパゲティ・ナポリタンを「発明」し,食べ,そして発展させてきたのか? スパゲティ・ナポリタンをこよなく愛する著者が,非常な共感と愛情に満ちた体験的・画期的エッセイ』なのです。
8/28刊行予定ですので,パスタ好きの人にはぜひ,お薦めします。
posted by 南野靖一郎 at 13:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 2008年

2008年08月21日

江戸川乱歩が岩波文庫へ

『江戸川乱歩ミステリー 今や「古典」 岩波文庫収録や伝記本』の記事が。
読売新聞によると,『アカデミックな「古典」作品の刊行で知られる岩波文庫に,日本の推理作家で初めて江戸川乱歩の短編集が収録された。岩波文庫で出す基準は古典として認められているもの。大衆文学も今は研究者の視野に入っており自然と決まった。十数年前だったらダメだったかもしれませんが(岩波文庫編集長)』。
岩波文庫には,海外作品として19世紀のポオ「黒猫・モルグ街の殺人事件」などが収録されているが,比較的歴史が浅く娯楽読物と見なされてきた日本の推理小説が,文学の古典と評価されたことは,画期的だとしている。
私は,光文社文庫の全集でこの間読み直したばかりなので,積ん読になりそうです。
posted by 南野靖一郎 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年