2012年04月22日

「集めたくなる栞」ブックユニオンが配布へ

 
音楽書籍専門店「ブックユニオン」はこのほど、手塚治虫、井筒啓之、宇野亜喜良などの人気漫画家・イラストレーター作の栞の配布を開始した。収集物としての栞の価値をアピールする。都内にある「ブックユニオン」全4店舗で、書籍・雑誌を1000円以上の購入につき栞1枚が進呈される。来年3月まで、毎月異なる6種類の栞を作成。栞の専用ケースも販売している。

配布は4月14日(土)から開始しており、毎月5種類×12ヶ月=60種類。別に、手塚治虫商業誌デビュー作4コママンガ「マアチャンの日記帳」からセレクトした作品をブックユニオン各店での手塚治虫フェア開催を記念して無償にて配布(毎月1種類×12ヶ月=12種類)。

また、今回スタートする特典用栞とは別に、音楽雑誌「レコードコレクターズ」・「JAZZ JAPAN」・「BLUES & SOUL RECORDS」の各購入特典としてその月の各雑誌の表紙や内容を記したブックユニオンオリジナル栞を進呈中。また新譜CDや新刊書籍の広告用としてのブックユニオンオリジナル栞も各店店頭で無償配布中。これらを合わせると既に61種類のオリジナル栞を制作している。

詳しくはブックユニオンのページで。
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2012年04月12日

岩波文庫のロングセラーを電子書籍化

岩波書店は、「昨今の電子書籍用端末やタブレット端末の普及によって、電子書籍コンテンツとして岩波文庫の電子書籍化の要望が日増しに高まってきた」として、岩波文庫のロングセラー28点(32冊)をリフロー型で電子化し、4月26日から配信を開始する。今回電子化される書目は以下のとおり。
★『こころ』 夏目漱石 525 円
★『柿の種』 寺田寅彦 735 円
★『小僧の神様 他十篇』 志賀直哉 609 円
★『銀の匙』 中 勘助 588 円
★『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』 芥川竜之介 420 円
★『童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇』 宮沢賢治/谷川徹三編 693 円
★『伊豆の踊子・温泉宿 他4篇』 川端康成 588 円
★『山月記・李陵 他九篇』 中島 敦 840 円
★『アルプス登攀記』(上・下) ウインパー/浦松佐美太郎訳 上798 円・下735 円
★『闇の奥』 コンラッド/中野好夫訳 567 円
★『動物農場―おとぎばなし』 ジョージ・オーウェル/川端康雄訳 693 円
★『黒猫・モルグ街の殺人事件 他5篇』 ポオ/中野好夫訳 735 円
★『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ/竹山道雄訳 567 円
★『変身・断食芸人』 カフカ/山下肇・山下萬里訳 504 円
★『精神の危機 他15篇』 ポール・ヴァレリー/恒川邦夫訳 1134 円
★『罪と罰』(上・中・下) ドストエフスキー/江川 卓訳 上840 円・中840 円・下903 円
★『学問のすゝめ』 福沢諭吉 693 円
★『茶の本』 岡倉覚三/村岡 博訳 441 円
★『武士道』 新渡戸稲造/矢内原忠雄訳 588 円
★『後世への最大遺物・デンマルク国の話』 内村鑑三 567 円
★『遠野物語・山の人生』 柳田国男 840 円
★『古代への情熱 シュリーマン自伝』 シュリーマン/村田数之亮訳 630 円
★『ソクラテスの弁明・クリトン』 プラトン/久保 勉訳 504 円
★『方法序説』 デカルト/谷川多佳子訳 504 円
★『永遠平和のために』 カント/宇都宮芳明訳 525 円
★『ツァラトゥストラはこう言った』(上・下)  ニーチェ/氷上英廣訳 上777 円・下840 円
★『ロウソクの科学』 ファラデー/竹内敬人訳 630 円
★『君主論』 マキアヴェッリ/河島英昭訳 840 円
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2012年04月03日

岩波書店がメールマガジン「文庫」を発信

岩波書店は、最新刊のラインナップ,重版・復刊情報,イベント情報,月間売り上げランキング,電子書籍情報などの案内を毎月Eメールにて配信するメールマガジンに「文庫」を4月から追加する。これでメールマガジンは「新書」「自然科学書」「文庫」の3つとなる。

それぞれの配信スケジュールは、文庫毎月19日ごろ、新書毎月23日ごろ、自然科学書毎月1日。配信希望者は、岩波書店HPより、メールアドレスを登録のこと。
posted by 南野靖一郎 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年

Berryz工房コンサートツアー2012春に参戦

愛のアルバムG
愛のアルバムG
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Berryz工房
アップフロントワークス (2012-02-22)
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4月1日によこすか芸術劇場にて行われたBerryz工房コンサートツアー2012春〜ベリーズステーション昼公演に参戦。

もともと別会場に行こうと思っていたので、発売してから暫く経ってのチケット入手にもかかわらず、4階席の中央最前だったから、あまり入りは期待できないなと思いながら会場入り。まあ、心配するほどのことはなく、1階はいっぱい、2階は7割、3階4割、4階以上2割くらいで、空席祭りというわけではない。もともとオペラハウス型の会場だから、上階が空席でもあまり気にならないせいもある。

ベリを見るのは正月のハロコン以来だが、全体的な印象として、茉麻はリバウンドせずそれなりの細さをキープ、梨沙子が非常にかわいくてビックリ、千奈美相変わらずスタイルよく、キャプは大人しく(元気なく?)、桃子、雅、熊井ちゃんはいつものペース。もうそれでレポ終わり、っていう感じなのだが、せっかく重い双眼鏡を持ち込んでいたので、メンバーのディテールもテェック。

今回の衣装のテーマはかわいい感じのドクロなんだが、水玉模様みたいに小さなドクロが全体にプリントされた衣装がカワイイ(千奈美が着ていた)。千奈美は勢い良く脚を上げてくれるので、黒いアンダーがよく見えてなかなか色っぽい。一方、梨沙子は座ってる時にいつも通り股を開きっぱなしなんだが、こちらはあまり嬉しくない。あと、梨沙子の左手手首内側に英語?で2行なにか書かれていて、何が書いてあるのか非常に気になり、一生懸命眺めていたのだが、だんだん汗で滲んできてついにわからなかった。

総じてメンバーのコンディションはよさそうで、通常営業といえばそれまでだが、無難かつ十分な仕上がりであった。そんな中で、唯一インパクトがあったのは、桃子の許してニャン体操。あれはすごい。歌もすごいが、それに合わせていい年した大人が全員揃ってニャンニャンニャンの大合唱だから。あれ参加するだけで行った価値があると思った。しかしベリヲタの即応力恐るべし。

公演終了後、梨沙子カワイかったという声が多かった。自分も本当にそう思ったから、今回は空振りではなく、今後に期待できそうな感じだ。アンコールの時にも、客席の何かに気づいたみたいで、そっちを注視して、最後は涙目だった。両親が来てたのか、ファンが誕生日祝いのボードでも出してたのか。上からはわからなかった。

キッズ10年ベリ8年でようやく梨沙子が18歳。いまあの年代のアイドルグループを作ろうとしてああいうメンバーを揃えるかと考えると、ほんとにベリは稀有のグループだと思う。これはアイドル界の壮大な実験でもあり、それがいつまで続くのか想像がつかないが、なんとか結末まで見届けたいと思っている。
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2012年03月31日

銀座復興(水上滝太郎)

銀座復興 他三篇 (岩波文庫)
水上 滝太郎
岩波書店
売り上げランキング: 76217

岩波文庫の新刊「銀座復興」(水上滝太郎)。慶應義塾生で永井荷風門下の水上瀧太郎が、実在の料理屋「はち巻岡田」の主人をメインに、関東大震災後の銀座の復興の様子を描いたもの。

震災により壊滅した銀座には当時、あまりの惨状に復興を諦め見切りをつけようとする者と、これが東京を建て直す絶好の機会だと考え、必ず震災前以上の繁華街として復興すると考える者がいて混沌としていたが、その中に、いち早く裏通りに掘っ立て小屋をたてて商売を復活させようとしている料理屋「はち巻岡田」の夫婦がいた。「復興しないったってさせてみせらあ。あたしゃあ銀座の御世話になっているんだから、復興の露払い位つとめなくちゃあ申訳がないや」という亭主の意気込みに「私」は「銀座は、銀座病の人々に取って、我家の外の我家であり、東京の人間の共同の庭」であると感じ、復興への期待をふくらませる。

その後、商店街の面々による復興会が作られ、「京橋から新橋迄のあきんどは、遅くともこの月末までに、バラックだろうが葦簾張りだろうが、兎に角家の格好をしたものを建てよう。それが立ち並んだところで、復興記念売出ってのをやろうじゃないか」と話がまとまり、水道、電気も復旧して、11月1日の復興売り出しの日を迎えることに。

本作品は終戦後、空襲によって銀座が焼け野原になった後に、久保田万太郎によって脚色され舞台化され、そちらも話題となった。「はち巻岡田」は今でも銀座三丁目にあり、本書に触発されて訪れてみようという人もいるかと思うが、料理は当時のバラックからは想像できない高級割烹価格である。

実在の老舗の名前も数多く出てきて、銀座の歴史を知りたい方にもお薦め。本書はほかに、「九月一日」、「果樹」、「遺産」を収める。
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2012年03月28日

3/31に第1回ブクブク交換@富山開催


各地でブクブク交換が行われていますが、今週末3月31日(土)14:00〜16:00にLiTa Toyamaにて、第1回ブクブク交換@富山が開催されます。

ブクブク交換とは、BookとBookの交換、略してブクブク交換。名刺を挟んだ本と本を交換する新しい日常の中のエンタメです。やり方は、あらかじめテーマを決め、そのテーマに沿った本を各自1〜3冊程度持ち寄ります。(本には名刺を挟む。そして持参した本を自らプレゼンします、本について熱く語ってください。(プレゼンと言っても堅いものではなく、この本のここが好きなの〜、こんな本があるんですよ〜、という風に気軽に話してもらうだけです)

プレゼンが終わった後は、お待ちかね本と本の交換タイム。気になった本を交換しあいます。プレゼンでは聞けなかった話もさらに聞けたりして、みんなでわいわいがやがや、自然と交流が生まれます。

第1回ということでテーマはシンプルに「好きな本」です! 1〜3冊お持ちください。本が好きな方、この機会に本の整理をしたい方 ぜひご参加ください。参加費は500円。詳しくは、こちらをご覧下さい。
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2012年03月24日

編集のススメ 世界にひとつの本箱 展


「編集のススメ 世界にひとつの本箱 展」が無印良品有楽町店で3月23日(金)から5月6日(日)まで開催されている。本展は3名の編集者がジャンルも媒体も個性も異なる三者三様の「編集の視点」を提供。自分流の生活に役立つ「編集」を考えてみようというもの。

「編集」の完成形としての本。それを自分なりに選び、集め、収蔵する本箱。自分だけの本箱は、持つ人の思想やスタイル、信条が映し出されており、編集者それぞれの「世界にひとつの本箱」となっている。

あわせて、トークイベントも4月15日(日)、4月22日(日)に予定されている。詳しくは、無印良品のサイトを参照。
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2012年03月20日

岩波文庫3月の新刊

岩波文庫3月の新刊(3月16日発売)

銀座復興 他三篇 (岩波文庫)
水上 滝太郎
岩波書店
売り上げランキング: 251393

■銀座復興 他三篇(水上滝太郎)
「復興しないったってさせてみせらあ。日本人じゃあねえか。」焼け野原の銀座にたったひとつ灯った、トタン小屋の飲み屋のランプ――作家と実業家、二足の草鞋を生涯貫いた水上滝太郎(1887-1940)が、関東大震災後の銀座の人びとを描いて力強い『銀座復興』。他に、『九月一日』『果樹』『遺産』を収録。

善の研究 (岩波文庫)
善の研究 (岩波文庫)
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西田 幾多郎
岩波書店
売り上げランキング: 3802

■善の研究(西田幾多郎)
真の実在とは何か、善とは何か、宗教とは、神とは何か――。主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに、人間存在に関する根本的な問いを考え抜いた西田幾多郎(1870-1945)。東洋の伝統を踏まえ、西洋的思考の枠組自体をも考察対象とした本書は、以後百余年、日本の哲学の座標軸であり続ける。改版

フィレンツェ史(上) (岩波文庫)
マキァヴェッリ
岩波書店
売り上げランキング: 260342

■フィレンツェ史 全2冊(上)(マキアヴェリ)
『君主論』で名高いマキァヴェッリ(1469-1527)が晩年に書いた歴史書。古代ローマ時代のフィレンツェの起源から1492年の大ロレンツォ・デ・メディチの死までが扱われる。各種年代記や歴史叙述等の史料を駆使し、ときにそれらに大胆かつ自由奔放な創作の手を加えて、彼一流の精彩に富む歴史像を作り上げた。新訳(全2冊)

祭の夜 (岩波文庫)
祭の夜 (岩波文庫)
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パヴェーゼ
岩波書店
売り上げランキング: 75056

■祭の夜(パヴェーゼ)
裏切りと復讐、自殺と自由、不条理な争い、暴力、弾圧、階級の差異――。均斉のとれた構造のうちに複雑な内容が秘められた、パヴェーゼ文学の原質をなす《詩・物語》全十篇。当時エイナウディ社で働いていたカルヴィーノが遺稿から編み上げた生前未発表の短篇集で、いずれの作品も詩的想像力に満ち溢れ、完成度がきわめて高い。
posted by 南野靖一郎 at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年

2012年03月07日

「おじさん図鑑」で自分を知る

おじさん図鑑
おじさん図鑑
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なかむら るみ
小学館
売り上げランキング: 61

小学館の新刊「おじさん図鑑」が話題になっている。本書はさまざまなおじさんの生態をイラストとともに解説したもので、著者はイラストレーターのなかむらるみさん。5年間の観察と取材によりまとめたとのこと。

取り上げられているおじさんの分類は、偉いおじさん、普通のスーツのおじさん、缶ビール・缶チューハイおじさん、いやらしいおじさん、趣味を極めるおじさん、スポーティなおじさん、二人組のおじさん、あやしいヘアスタイルのおじさん、といったあんばいで、全48種類。すでにおじさんの小生としては、自分がどの分類に属するおじさんなのかが判って、その知られざる一面を明らかにしてくれる。基本、愛すべきおじさん、というスタンスなので、自分も愛されているのかも、と癒してもらえる。

コラムも充実しており、ドヤ街体験ルポ、日本一濃い珈琲を出す喫茶店店主のインタビュー、元競馬のコーチ屋インタビュー、人気漫画家さんと行くおじさんツアーなど、ディープなおじさんネタ満載で楽しめる。
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2012年03月01日

戦前の紙芝居を75年ぶりに復刻


全甲社は、昭和12年刊の紙芝居「ふしぎの国アリス物語」の復刻版を発売した。

同社の高橋社長は、戦前の絵本・紙芝居の出版者・高橋五山の作品の復刻活動に取り組んでるが、昭和10年代、ピーターラビットや不思議の国のアリス、赤ずきんなどの海外の名作を紙芝居に仕立て、出版活動を行っていた五山について、「当時、言論統制を受け多くの出版社は軍国少年向け出版物を制作していた。五山の活動は、大変な困難の中で行われたと思う」と話している。

五山の孫の嫁にあたる高橋社長は、遺族として、五山の業績を後世に残したい思いから全甲社を立ち上げ、2011年に紙は芝居「ベニスズメトウグヒス」「ピーター兎」「なかよしのおうち」を復刻している。(新文化紙)
posted by 南野靖一郎 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年

TOKYO図書館紀行

TOKYO図書館紀行 (玄光社MOOK TOKYO INTELLIGENT TRIP 1)

玄光社 (2012-02-29)
売り上げランキング: 497

玄光社は2月29日、東京の図書館を紹介するムック「TOKYO図書館紀行」を発売した。

本書では、「歴史を感じる図書館」「アートな図書館」「コミュニケーションが生まれる図書館」「新しい世界と出会う、専門図書館」「もっと本を深く知る図書館」の5つのテーマに沿って東京の図書館を紹介。歴史を感じる図書館」では、国立国会図書館、国際子ども図書館、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、東京大学総合図書館など、「アートな図書館」では、多摩美術大学図書館、東京藝術大学附属図書館、東京都写真美術館図書館、東京都国立近代美術館フィルムセンター図書館などを取り上げている。

ほかに、コラム「もっと図書館を知るための用語集」、「図書館紀行を楽しくする5つのお話」、堀江敏幸、いしいしんじ、華恵による図書館エッセイも収録。同書の内容は、玄光社の公式サイトで「立ち読み」できる。

→ TOKYO図書館紀行
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2012年02月27日

モーニング娘。コンサートツアー2012春〜ウルトラスマート〜に参戦

モーニング娘。コンサートツアー2011秋 愛 BELIEVE ~高橋愛 卒業記念スペシャル~ [DVD]
アップフロントワークス(ゼティマ) (2011-12-28)
売り上げランキング: 1517

横須賀芸術劇場で行われた「モーニング娘。コンサートツアー2012春 〜ウルトラスマート〜」に参戦した。2月26日(日)の午後の部。10期メンバーにとって初めてのツアーであり、先の八王子公演の好評も聞こえていたので、大いに期待を持って横須賀へ向かった。

新垣リーダーの最後のツアー、そして地元神奈川での公演ということで、会場には緑が目立つ。立見の当日券も出て、5階までほぼ満席状態。今回の見所は、本格的なツアーが初めてとなる10期の実力、それと競うように地力をつけてきた9期の成長ぶり、光井の復活度合い、10期のおかげでなぜか軟化している田中、道重のコンディション、そしてもちろん残り少なくなったガキさんの勇姿だ。

結果として、10期のレベルが高かったこと、9期が安定していたこと、ガキさんが凱旋コンサートゆえ一層力が入っていたことで、充実したコンサートだったと思う。自分は道重、鞘師、生田を中心に見ていたのだが、鞘師は歌、ダンスともすっかり中心メンバーの一人となった。道重はべつにコンサートで目立つ必要はなくコンディションも悪くなかったが、年少メンが増えたせいですっかり年増のイメージだ。生田は真剣な顔で踊っていれば相当な美少女。ほかに目についたのは譜久村と鈴木の太さ。いや健康的ではあるのだが、あまり楽観視できない感じだ。足にテーピングしていた工藤は途中舞台後ろに落下するハプニングもあって、ハードなツアーで体のほうが心配。一方佐藤は細身だが意外にタフなんじゃないかと思う。光井はハロ唯一の可動ギミック321ボックスが用意され、一部の曲を除いて参加。徐々に回復してきているようだが、本人もファンももどかしいところだろう。

れいなが10期によって自分が変わるとは思わなかった、というようなことを言っていたが、たしかに今ののびのびとした娘。の雰囲気は悪くない。それゆえ、もう少しガキさんにはこのまま9期10期の面倒を見て欲しかったなぁというのが正直な気持だ。

横須賀芸術劇場は開館当時から何回も足を運び、家内もこのホールでピアノの発表会を開いたりしたので、楽器の響きの良さはなかなかだと思っているが、サンプラザ等に比べて満席でも残響が長いゆえ、今回のようなライブでは曲によって音が重なって聞きにくいところがあったのは残念だった。

付記:ハロプロに限らずライブのときはキヤノンの防振双眼鏡10x30を持って行っている。これは比較的コンパクトでクリアに見え、手ブレ防止の効きもいいのでホールコンサートにはおすすめ。今回は4階席サイドだったので、普段は星見に使っている一回り大きい防振の10x42を持ち込んだ。鮮明で視野が広く、道重のモモの数センチの薄いアザや工藤が落下して戻ってきた時の大丈夫大丈夫と言っている口の動き、生田の襟元から見えるインナーのインナーまでよく見える。重さがネックだが、片手持ちでもブレないので、覗きっぱなしじゃなければライブでも許容範囲。星でも鳥でもアイドルでも幅広く使える双眼鏡なので一度覗いてみてほしい。
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2012年02月20日

文芸社・草思社文庫創刊1周年合同フェア


「自由という名の文庫誕生。文芸社文庫」「掌中の真実。ノンフィクションの草思社文庫」とキャッチフレーズを掲げ2011年2月5日に創刊された「文芸社文庫」「草思社文庫」が創刊1周年を迎えた。これを記念して、文芸社は同社からデビューした山田悠介『その時までサヨナラ』、草思社は朝日新聞「ゼロ年代の50冊 2000〜2009」の第1位となった『銃・病原菌・鉄』をそれぞれ文庫化するとともに、この一年に発行した文庫ラインナップを揃えた全国規模での書店フェアを開催する。
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岩波文庫2月の新刊

岩波文庫2月の新刊(2月16日発売)

丘 (岩波文庫)
丘 (岩波文庫)
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ジャン・ジオノ
岩波書店
売り上げランキング: 291444

■丘(ジャン・ジオノ)
舞台は、美しくも厳しい自然と対峙するフランス高地プロヴァンスの小さな集落。死の床についている長老ジャネはうわごとのように呪詛のことばを繰り返す。自然の異変を感じ取る村人たち。山火事が起こるに及んで、その原因をジャネにもとめるが……。『木を植えた男』で知られるジャン・ジオノの処女作。

三人の乙女たち (岩波文庫)
フランシス・ジャム
岩波書店
売り上げランキング: 327165

■三人の乙女たち(フランシス・ジャム)
信心ぶかくて清らかなクララ・デレブーズ。情熱的でまっすぐなアルマイード・デートルモン。愛らしくて傷つきやすいポム・ダニス。三者三様に純潔で可憐な乙女たち。「処女のゆらめく美しさをわたしほどに感じとった者が今までいたとは思えない」とジャムは言った。自然と愛の詩人が描く、散文詩のように美しい三つの物語。

日本倫理思想史(四) (岩波文庫)
和辻 哲郎
岩波書店
売り上げランキング: 300896

■日本倫理思想史(四)(和辻哲郎)
古代から近代に至る倫理思想の展開を描く和辻の主著。最終巻の射程は江戸中期から明治期。白石・徂徠・真淵・宣長等が推し進めた史学・儒学・国学の潮流、尊皇から倒幕へと転じる幕末の過程、福沢諭吉に代表される西洋との出会い、そして国民道徳論の錯誤を指弾して壮大な思想史は幕を閉じる。人名・書名索引を付す。


■フランス・プロテスタントの反乱(カヴァリエ)
カミザール戦争とは、ルイ14世治世の18世紀初頭、南フランスのセヴェンヌでプロテスタントの農民が信教の自由を要求して蜂起し、国王軍と戦った反乱である。本書は、その指揮官カヴァリエが遺した回想記。わずか2000人の農民が25000を超える正規軍を敵にまわして、2年余いかに戦ったかを生きいきと伝える。本邦初訳。

流刑 (岩波文庫)
流刑 (岩波文庫)
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パヴェーゼ
岩波書店
売り上げランキング: 67520

■流刑(パヴェーゼ)
反ファシズム活動の理由で逮捕されたパヴェーゼ(1908-50)が南イタリアの僻村に流刑されたときの体験を色濃く映した自伝的小説。背後に峨々たる山々が聳え立ち、眼前には渺々たるイオニア海が広がる逃げ道なしの自然の牢獄。その中で築かれた村びとたちとの静かで穏やかな交流の日々を背景に、流刑囚の孤独な暗い心の裡を描き出す。
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2012年02月12日

「ブリキのオモチャ」が電子版で復刻


永らく絶版だった日本製ブリキ玩具のバイブル本「ブリキのオモチャ」が電子版で復刻。

1979年に大阪ブリキ玩具資料室から出版された熊谷信夫著「ブリキのオモチャ」が iPad の電子ブックとして発売された。2000年にグリーンアロー出版社から復刻増補版が出版されてから12年、初版から数えて33年目。日本製ブリキ玩具のコレクションの黎明期に出版され、多くのコレクター、研究者に支持されたバイブル本の電子版。

本書は、320余点のブリキ玩具の写真を収録(カラー47P、モノクロ48P)し、昭和20年から昭和50年代にかけての日本のブリキ機械玩具を中心に紹介するもの。機械玩具の歴史と総論。ブリキ玩具作りに携わった関係者へのインタビュー。メーカー商標集などを併載。価格は1,500円。詳しくは、Toy Garageまで。
posted by 南野靖一郎 at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年

2012年02月08日

新国立劇場の「こうもり」


2月4日土曜日に、新国立劇場へバレエ「こうもり」を観に行きました。公演初日、ゲストダンサーのイギリスのベゴーニャ・カオとロバート・テューズリーが主演。

開演まで時間があったので、新宿駅からノンビリと歩き、劇場裏のいつものデニーズで一服。オペレッタのこうもりは観たことがあるけれど、ローラン・プティ振り付けのバレエは初めてでしたが、みなさん表情豊かで芸達者。大いに楽しんできました。

これで3週連続のバレエ観劇。2月末のハロプロの春ツアーが始まるまでの他流試合といった感じですが、ときにはみんなが座っているライブというのもいいものです....。

ただ、この自分みたいな素人にも受けそうな公演でもそこそこの客入りということは、普段の新国立劇場バレエがどんな感じなのか少々心配。
posted by 南野靖一郎 at 07:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 2012年

2012年02月01日

2012年春の岩波文庫リクエスト復刊

2012年春の岩波文庫リクエスト復刊(2月22日発売)は以下のとおり。

■蘭学事始 杉田玄白/緒方富雄校註(前回重版'07年)
■農業全書 宮崎安貞編録/貝原楽軒刪補/土屋喬雄校訂(前回重版'03年)
■聖教要録 配所残筆 山鹿素行/村岡典嗣校訂(前回重版'89年)
■孝経 曾子 武内義雄,坂本良太郎訳註(前回重版'08年)
■ランケ 世界史概観 ―― 近代史の諸時代 鈴 成高,相原信作訳(前回重版98年)
■日本幽囚記(全3冊) ゴロヴニン/井上 満訳(前回重版'96年)
■スピノザ 神学・政治論(全2冊) 畠中尚志訳(前回重版'07年)
■ライプニツ 形而上学叙説 河野与一訳(前回重版'07年)
■哲学史序論 ―― 哲学と哲学史 ヘーゲル/武市健人訳(前回重版'97年)
■科学と仮説 ポアンカレ/河野伊三郎訳(前回重版'02年)
■数について ―― 連続性と数の本質 デーデキント/河野伊三郎訳(前回重版'05年)
■神楽歌 催馬楽 ―― 附東遊・風俗 武田祐吉編(前回重版'84年)
■中世歌論集 久松潜一編(前回重版'99年)
■号外・少年の悲哀 他六篇 国木田独歩(前回重版'00年)
■地獄の花 永井 荷風(前回重版'93年)
■無名作家の日記 他9篇 菊池 寛(前回重版'95年)
■室生犀星詩集 室生犀星自選(前回重版'04年)
■鴛鴦帳 泉 鏡花(前回重版'91年)
■湯島詣 他1篇 泉 鏡花(前回重版'95年)
■古代社会(全2冊) L.H.モルガン/青山道夫訳(前回重版'03年)
■寒山詩 太田悌蔵訳註(前回重版'96年)
■天路歴程(全2冊) ジョン・バニヤン/竹友藻風訳(前回重版'07年)
■旅は驢馬をつれて 他1篇 スティヴンソン/吉田健一訳(前回重版'06年)
■賢人ナータン レッシング/篠田英雄訳(前回重版'06年)
■ペンテジレーア クライスト/吹田順助訳(前回重版'91年)
■散文詩 夜の歌 フランシス・ジャム/三好達治訳(前回重版'04年)
■人はすべて死す(全2冊) ボーヴォワール/川口 篤,田中敬一訳(前回重版'98年)
■セヴィニェ夫人手紙抄 井上究一郎訳(前回重版'87年)
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2012年春の岩波文庫リクエスト復刊

2012年春の岩波文庫リクエスト復刊(2月22日発売)は以下のとおり。

■蘭学事始 杉田玄白/緒方富雄校註(前回重版'07年)
■農業全書 宮崎安貞編録/貝原楽軒刪補/土屋喬雄校訂(前回重版'03年)
■聖教要録 配所残筆 山鹿素行/村岡典嗣校訂(前回重版'89年)
■孝経 曾子 武内義雄,坂本良太郎訳註(前回重版'08年)
■ランケ 世界史概観 ―― 近代史の諸時代 鈴 成高,相原信作訳(前回重版98年)
■日本幽囚記(全3冊) ゴロヴニン/井上 満訳(前回重版'96年)
■スピノザ 神学・政治論(全2冊) 畠中尚志訳(前回重版'07年)
■ライプニツ 形而上学叙説 河野与一訳(前回重版'07年)
■哲学史序論 ―― 哲学と哲学史 ヘーゲル/武市健人訳(前回重版'97年)
■科学と仮説 ポアンカレ/河野伊三郎訳(前回重版'02年)
■数について ―― 連続性と数の本質 デーデキント/河野伊三郎訳(前回重版'05年)
■神楽歌 催馬楽 ―― 附東遊・風俗 武田祐吉編(前回重版'84年)
■中世歌論集 久松潜一編(前回重版'99年)
■号外・少年の悲哀 他六篇 国木田独歩(前回重版'00年)
■地獄の花 永井 荷風(前回重版'93年)
■無名作家の日記 他9篇 菊池 寛(前回重版'95年)
■室生犀星詩集 室生犀星自選(前回重版'04年)
■鴛鴦帳 泉 鏡花(前回重版'91年)
■湯島詣 他1篇 泉 鏡花(前回重版'95年)
■古代社会(全2冊) L.H.モルガン/青山道夫訳(前回重版'03年)
■寒山詩 太田悌蔵訳註(前回重版'96年)
■天路歴程(全2冊) ジョン・バニヤン/竹友藻風訳(前回重版'07年)
■旅は驢馬をつれて 他1篇 スティヴンソン/吉田健一訳(前回重版'06年)
■賢人ナータン レッシング/篠田英雄訳(前回重版'06年)
■ペンテジレーア クライスト/吹田順助訳(前回重版'91年)
■散文詩 夜の歌 フランシス・ジャム/三好達治訳(前回重版'04年)
■人はすべて死す(全2冊) ボーヴォワール/川口 篤,田中敬一訳(前回重版'98年)
■セヴィニェ夫人手紙抄 井上究一郎訳(前回重版'87年)
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2012年01月30日

新国立劇場バレエ研修所修了公演

日曜日、新国立劇場のバレエ研修所7期生修了公演を観に行った。シアトリカル・ダンス「夏の夜の夢」と「眠りの森の美女」ハイライト。

2年間の研修期間とは言っても、バレエ学校を終了したセミプロを養成する場所だから、今回出演した修了生はもちろん、8期生ももう立派なダンサーで、なかなか観応えがある。客席も中劇場が2階サイド以外は埋まっていて、声援も大きかった。

修了生のうち男性ダンサーは二人。小野寺さんの力強さと、甘いマスクの横山さんの華やかさが印象に残った。ここのところバレエづいているけれど、来週は同じ劇場でのこうもりを観る予定。

→ 新国立劇場バレエ研修所
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2012年01月28日

アラフォー&富裕層向け雑誌「RICHESSE(リシェス)」創刊へ


この時期、富裕層向けというのも凄いが....

出版ニュース等によると、ハースト婦人画報社が、アラフォー世代の女性に向けた新雑誌「RICHESSE(リシェス)」を創刊する。同社初の富裕層向け雑誌となる「RICHESSE」は、「25ans」の十河編集長が編集長を兼任。2012年は、6月・11月と年2回の発行を予定している。価格は、1980円。

同誌は、ファッション誌「25ans」の姉妹誌という位置付けで、アラフォー世代の富裕層をメインターゲットに、ファッション、美容、カルチャーなどを紹介する。「ブランドとのコラボレーションパッケージも製作予定」だが、具体的な企画内容や特集については今後決定していくという。発行部数は2〜3万部の見込み。

ハースト婦人画報社は、2011年7月にアメリカのメディア企業 ハーストコーポレーションの傘下となったため、アシェット婦人画報社から名称を変更し、ファッション誌「ELLE JAPON」、「25ans」、「MENS CLUB」などを発行している。
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