「パイプ大全」(日本パイプクラブ連盟)が届いたので、さっそく読んでみた。聞くところによると、主立った煙草店では初回入荷はすぐに捌けて、入荷待ちの状態だとのこと。
本書は、1978年、1983年(新版パイプ大全)に続く第3版となるが、今回は「入門編」を追加し、パイプやパイプたばこの買い方や喫煙方法、日常の取り扱いに関する注意など、これからパイプに取り組もうという初心者にも役立つ内容となっている。
入門編に続く章では、パイプの原材料、生産工程、木目、シェイプなどの基本的な紹介のほか、様々な視点から、いかに自分にあったパイプを選択するかを詳述。ほかに、世界各国のパイプメーカーや作家、パイプタバコの種類や製造方法を解説。
最後は、パイプの歴史として、新大陸からヨーロッパへのパイプ喫煙の伝播や流行の移り変わり、パイプクラブ自体の歴史や現状なども紹介。
まあ、本書を手に取るのは、すでにパイプにハマってしまった人が多いだろうが、たとえ周知のことであっても、こうやってあらためて一冊にまとめられると嬉しいものだ。世間から多少とも煙たがられているマイナー趣味の所以か・・・あるいは同病相憐れむという心境かも。
ちなみに連盟会員に配布されたものは、箱入りで非売品と記載され、奥付にも価格表示は無い。
コメント
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「入門編」があるということで、注文してみることにしました。
しかし、某A社で2~5週間待ちとのこと。
果たして手に入りますことやら。。。
日曜日に紀伊國屋書店には置いてあったとの情報がありました,いまのところ,在庫はあるようです。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4896422694.html
情報、ありがとうございました。
届くのを期待して待つことにします。
こちらの田舎の本屋では、そもそも入荷すらしないでしょうから^^;
本日、無事に届きました。
思ったより早く届いてうれしかったです。
まずは「入門編」をゆっくり読んで、それからパイプの購入に取りかかろうと思います。