伊集院光「のはなし」

のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)宝島社から文庫化された,伊集院光「のはなし」(イヌの巻とキジの巻の2冊)を読む。
2ページ程度の短いエッセイ集で,私のように毎週,TBSラジオの深夜の馬鹿力を聴いている人にはお馴染みの話も多いが,伊集院光に関する予備知識なしでも全然問題なし。楽しめる。
最近著者は,散歩しながら変わったものを撮影することに凝っているが,本書にもその一部が文庫版特典として収録されている。変な看板や自販機などとともに,ラジオでもしばしば紹介されている著者の愛犬の写真もあり,これは本当にかわいくて和む。