夢野久作ドグラマグラ幻戯

夢野久作ドグラマグラ幻戯 (学研M文庫)BRUTUS最新号の時計特集など眺めながら考える。宝飾品,貴金属のではなく,純粋な機械の値段として,1千万円,2千万円の腕時計というのは,抜群の「価格密度」といえるのではなかろうか。というのは本題とは関係なく,学研M文庫の新刊「夢野久作ドグラマグラ幻戯」に注目。
この間の「村山槐多耽美怪奇全集」に続いて,なかなか面白いモノを出してくれるじゃありませんか(1600円という値段もそれなりですが)。「ドグラマグラ」は,夢野久作自らが「幻魔怪奇探偵小説」と呼んだ異色の大作。本書は,その謎に迫るべく編まれたガイドブックで,文庫初収録の「ドグラ・マグラ草稿」や関連作品を収録。これを機会に,怪しい世界に入ってみよう。