富士見書房は12月14日、時代小説の新レーベル「富士見新時代小説文庫」を創刊し、南房秀久『おっとり若旦那事件控(1)大江戸世間知らず』など全6点を刊行する。予価580円、256ページ前後を予定し、電子版も紙版とほぼ同時に発売される。同レーベルでは、ライトノベルを中心とした他ジャンルからの転向作家や、新人を起用する。編集方針として、男性向けの「キャラクタ活劇もの」、女性向けの「女流お仕事&人情もの」という2つのラインを設定し、創刊ラインナップでは各ライン3点ずつ刊行。また、作品の制作方法は、編集者と作家のアイデアを出しながら作っていくとのこと。
おっとり若旦那 事件控(一) 大江戸世間知らず (富士見新時代小説文庫 な 1-1-1 おっとり若旦那事件控 1)
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南房 秀久
富士見書房
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同社では、「ラノベの手法と類似しているマーケットに合わせた作品作りで、ターゲットはラノベ読者の上の世代。ラノベマーケットは成熟状態、書き手も層が厚くなり、ジャンルを超えて才能を発揮している人が増えている」とし、今後は、3月まで月2点、5月からは隔月の3点刊行を予定している。