4本のヘミングウェイ

4本のヘミングウェイ―実録・万年筆物語
万年筆好きの方にはおなじみ,古山浩一さんの「4本のヘミングウェイ」ですが,決定版の出版を断念したとの報告がWebサイト町工場二階空目薬煙突工房にてありました。要は,出版元のグリーンアロー出版から改訂版の申し出があり,その準備を進め,文章,イラストともに納品したが,出版時期がズルズルと延ばされ,親会社のワールドフォトプレスに確認するも今後の出版の展望がまったく無いため,ここからの出版を断念し,自費出版を含めて他の出版社からの出版を検討することにした,というもの。「4本のヘミングウェイ」は,現在消えつつある万年筆職人の皆さんの思い出話や技術を記録したもの。なかなかほかでは聞けない話が多く,続編も楽しみにしていましたが,残念です。いずれ引き受け手が出るとは思いますが,気を落とさずに頑張って欲しいですね。

コメント

  1. こんにちは、tomitaさん。
    いつも拝見させていただいている「自由手帖」のHataです。
    ボクは、万年筆好きなんですが、この本のことは知りませんでした。
    ちょっと探してみたいと思います。
    ところで今日、トラックバックさせていただいたのですが、操作を間違えて、2回も同じエントリーをトラックバックしてしまいました。
    ページを汚してしまい、申し訳ありません。
    これからも、よろしくお願いします。

  2. 毎日見ています!
    こつこつ記事を積み上げていらっしゃるので見るのがとても楽しみです。
    思いましたが、ブログというのはこうした書評に最適なメディアですね。
    またこの画面の大きさ(というか小ささ)が文庫ほんの書評にぴったりマッチしていて、視覚的にもとても気持ちがいいサイトです。
    この4本のヘミングウェイ、読んでみたくなりました。
    あすも楽しみにしています。

  3. 最強ナンパ師さん,ありがとうございます。駄文ばかりで申し訳ありませんが,書評サイトではないということでご勘弁を。

  4. S’さん,インテリアのかたですね。わが家もインテリアには興味があるのですが,まだ若い?と思ってバリアフリーにはあまり関心がありませんでした。しかし,近くに住んでいる両親など高齢化しているので,いろいろとトラブルも多く,考えざるを得なくなってきましたね。

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