ヴォイツェク ダントンの死 レンツ 岩波文庫の新刊「ヴォイツェク ダントンの死 レンツ」(ビューヒナー)を読みました。ビューヒナーは,1813年ドイツ生まれの劇作家。 ヴォイツェクといえば,以前からベルクのオペラで知っていたわけですが,普通はヴォツェックと呼ばれてますね。解説にも書かれている通り,これはビューヒナーの原稿を復元する際に文字を読み間違ったもの。未完で遺されたため,原稿の配列にも諸説あります。 しかし,オペラを聴いているときは,あまりストーリーのことを考えなかったのですが,あらためて読んでみると,奇妙な話ですな。