コミック市場

出版科研によると,コミック市場が5千億円を割ったとのこと。雑誌低落とはいうものの,5千億というのは大したもの。
もっとも野村総研では,いわゆる「オタク市場」では,同人誌即売会参加者数や雑誌購読率から推計したコミック市場を100万人1千億円としているから,コミックファンの5分の1がオタク,ひとりあたり10万円という計算となるか。たしかに,「マニア消費者層の市場に対する影響力と消費規模は,もはや「ニッチ」とは言えなくなっています」という感じですな。
私自身,年甲斐もなく,歌舞伎町あたりの漫画喫茶に出入りしています。単にタバコ吸いながら雑誌や本をのんびり読める場所が漫喫というだけなんですが,こういう人はコミック市場的にどうなんでしょうかね。「裾野のひろがり」っていうやつですか。