ウチのカミサンは,熱心に島田洋七の「がばいばあちゃん」シリーズを読んでいて,私の母にも貸してあげているらしい。私の学生時代は,漫才ブーム真っ只中だったので,あの島田洋七がねぇ・・・といった感じにならざるを得ないが,あらためて読んでみると,結構面白い。ちなみに本書に火がついたのは最近だが,最初は93年に3000部を自費出版したんですな。なんか今さらなんですが。
本書をめぐっては最近,島田洋七と吉本とが決別か?とのニュースもあった。
『漫才コンビ「B&B」の島田洋七が,所属する吉本興業を離れる。5月末にも決別することが分かった。10日のスポニチによると、ベストセラーを続ける「佐賀のがばいばあちゃん」の収益をめぐって、吉本側と衝突したことが原因という。洋七が93年に自費出版した文庫本「がばいばあちゃん」はシリーズ400万部を超える大ヒットとなった。本の売り上げは単純計算しても21億6000万円以上。版元との契約によるが、10%の印税も入ってくるとみられる。さらに昨年、映画化もされて53万人を観客動員し、テレビドラマや漫画にもなった。それら収益をめぐって吉本と意見が衝突。「芸能活動の合間に自分でサイン会を開くなどコツコツ販促活動をしてきた」と主張する洋七に対し,吉本側は「事務所としていろいろサポートしてきたおかげ」と譲らなかったようだ。』