yom yom 第3号

新潮文庫の季刊誌「yom yom」の第3号が出ます。
本号の特集は,<新潮文庫の100冊>の作家たち。川上弘美,角田光代,唯川恵,重松清,恩田陸,北村薫らの小説をじっくりと堪能できるとのこと。編集長によると,「yom yom」は,文庫本でお馴染みの作家が今書いた小説を,毎回読み切りで提供するほか,文庫本はもちろん,まだ単行本も出ていない新しい作家の作品もどんどん紹介していくので,誰よりも早くお気に入りの作家を見つけられるはず。小説はもちろん、エッセイや紀行文まで新鮮で元気なブンガクをどんどん掲載,毎日の生活を豊かにしてくれる〈ヨムヨム生活〉のスタートです。
まあ,私の場合,お馴染みの作家と言われても読んだこと無い人ばかりなので,お試し版としては便利なのかもしれませんが,小説よりも,yom yom clubのエッセイ「中島京子 「太宰治」をイッキ読み」,私の本棚「赤川次郎 エバーグリーンの思い出」,人生の三冊「北杜夫 私の三つの本」,新刊をヨムヨム「岡崎武志 本読み爺さんがおもしろい本を教えよう」のほうが楽しみですな。