ツール・ド・フランス関係のガイドが3冊まとめてエイ文庫3月の新刊に登場。
「ツール・ド・フランスを見に行きたい!」、「ツール・ド・フランス黄金時代」、「7月のフランス自転車とともに」。続けて読んでみました。
「ツール・ド・フランスを見に行きたい!」は、ツールに魅せられ、仕事を辞めて現地に乗り込んだ著者たなかそのこが、レースを追いかけてフランス各地を巡った観戦記。綺麗な写真とともに観光ガイドとしても楽しく、地元の人々がどれだけレースを待ち望み、楽しんでいるかがよく伝わってくる。
「黄金時代」は、1903年にスタートしたツール・ド・フランスがもっとも燃えた86~’91年のレースを年ごとに紹介したもの。往年の選手のプロフィールも収められている。
「7月の・・・」も、ジャーナリストの著者が、ツールを取り巻く現地の情報をまとめたもの。表紙はかわいいイラストだが、内容は「見に行きたい」より本格派。読み物としては「見に行きたい」の方が楽しいが。