1998年3月

3月31日

「図書」掲載の千野栄一氏”人はどうやって蔵書を整理するか”によると,かの作家カレル・チャペックは,
きちんと整理された書斎をもっていて,「私には物を探すという贅沢な時間はない」と言ったとか。贅沢と縁がないことでは自信がある私も,
本だけではなく,整理されていないパソコン内のファイルやブックマークまで探しまくって,時間だけは贅沢に浪費している….反省。

3月30日

Columnに”岩波文庫1997年売上ベストテン“を追加しました。

3月27~29日

大阪に出張。近畿大学に行ったので,ちかくの古本屋を覗いてみたのですが,残念ながら収穫はありませんでした。
結構新しい岩波文庫はあったのですが,戦前版はあまり見かけなかったので….。大阪市内の古書店を回る時間はありませんでした。
海遊館のジンベイザメは見てきたんですが^^;;。

3月26日

やってしまいました!おやくそくですが….好奇心にかられて導入したWindows98。やっぱりコケました;_;。
まともに立ち上がらなくなり,ど~しようと一時は青くなりましたが,
偉いことにこのWin98,簡単にWin95に復帰できるのですね。よかったのか悪かったのか….^^;;。
ミステリーのページhosokin’s
room
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3月25日

ヴェブレン「有閑階級の理論」の新訳がちくま文庫から出ています。「緑の館」といい,これといい,岩波などに対抗して
「読みやすいアップトゥーデートな訳」を打ち出しているわけですが,読んだところ,別段すいすい読めるというわけにはいかないようです,
残念ながら….。ちくま文庫については,オフィシャルなホームページはないようですが,絶版リストを千葉大の学生さんがつくっています。

Acknowledgementに過去の掲示板の内容を収録しました。

3月24日

寝不足でうつらうつらしながら,相変わらず電車の中で「パイドン」を読んでいます。これはソクラテスが処刑される日に,
弟子たちを集めて話したことを記録したもので,もっぱら「霊魂は不滅か?」というテーマで議論。弟子たちとのやりとりが,なかなか面白くて,
電車の中でニヤニヤ。怪しいひとになってしまいます。

3月23日

きのうの午前中,56kのモデムを探しに,秋葉原まで行ってきました。内蔵型のモデムを見つけ,さっそく帰って取付け。
取付けは簡単でも,Gatewayのケースは相変わらず手強い(なかなか閉まらない)。私が不器用なだけでなく構造上の問題で,
Gatewayユーザーのページを見ると,みんな苦労しているのがわかる^^;;。プラトンの「パイドン」を読む。

3月22日

ようやくお金が貯まり???AIRnetへ引っ越すことができました。まだ不備なページもありますが,心機一転がんばりますので,
今後ともよろしくお願いいたします。(掲示板のみ,まだGeocitiesに残っています)

3月21日

「オデュッセウスの世界」
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3月20日

駅ビルの書店で,我が母校(高校)の「春休み課題図書」なるものが平積みになっていた。どれどれと見てみると,岩波新書
「日本語と外国語」,高村光太郎の「詩集」と「智恵子抄」,芥川龍之介「杜子春」,志賀直哉「小僧の神様」….20何年か前,
僕がいた頃と全然変わってない! 責任者出てこ~い!

3月19日

「著者番号Nの登場」
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3月18日

「尼僧ヨアンナ」
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「コバルトブルーの海を旋って」
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3月17日

帰りの電車で,職場のロッカーの中に放り込んであったイヴァシュキェヴィッチの「尼僧ヨアンナ」(岩波文庫)を読む。
映画にもなったこの悪魔祓いの物語。集団悪魔憑きとなった修道院の尼僧たちと,
悪魔祓いのために派遣された敬虔だが弱々しい神父との闘いを描いている。17世紀に実話がもとになっているが,
本書は戦後にポーランドで出版されたもの。

3月16日

きょうから18日まで,JR新橋駅前機関車広場で恒例の「古本祭り」が開かれています。朝,通勤時はまだシートが掛かっていたけれど,
帰りにちょっと覗いてみよう….そんな早い時間に帰れれば,の話ですが….。

3月15日

どうもずっと風邪気味で,体力落ちたかなぁと感じているのですが,朝早くからネットサーフィン(死語)
に精を出しているのがいけないような気も。ようやくほとんどのページを新デザイン(というほどのものではない….中身は変わらないし)
に変更し終わり,ほっとしたところ。基本的には,読む方も,書く方も,あまり複雑にならないような造りにしたつもりです….。