大正11年創刊の学習雑誌「小学五年生」「小学六年生」の休刊が決まった。「五年生」は来年2月発売の3月号、「六年生」は今年12月発売の2・3月合併号が最終号となる。
小学館によると、「創業以来の基幹事業だが、社会状況や学習環境の急激な変化、とくに小学校高学年の子どもたちの趣味や嗜好の多様化、男女の性差などを捉え、抜本的な見直しに着手する」とのこと。
両誌の発行部数が過去最大だったのはともに昭和48年4月号で、「六年生」が46万部、「五年生」が63万5000部。最近は5~6万部で推移していたという。