嬉遊笑覧(1)

「嬉遊笑覧(1)」は電車の中での拾い読みに良いですな。連休で多少ラッシュも緩和されているので余計に捗る感じ。
10年ほど前に貰った万年筆が出てきた。セーラーのDAKSシリーズで,ブルーブラックのインクが入れたまま。当然,ペン先一帯は固着していてインクが流れない。ぬるま湯につけ込んで,少しずつ溶かしだしているが,まだ数日かかりそうだ。
最近,万年筆を使っている人を見かけなくなったが,私は悪筆ながら万年筆好きで(ボールペンだと下手すぎて自分でも読めない….),宅急便や銀行の伝票以外は万年筆で書くようにしている。万年筆の出荷最盛期は,昭和40年代前半だそうで,我々はたぶん,「最後の」万年筆世代なのだろう。中学生になったときは,記念に貰ったし,父が帰国したときの土産も,シンガポールあたりで買ったパーカーやヒーロー
(懐かしいですな)だった。
万年筆のページというのもある。