出版ニュースによると,「炎天下でゆっくり読書ができない!」ということで,iPad電子書籍ユーザーたちがApple社に対し集団訴訟を起こしたとのこと。
現地報道によると7月,米国内で複数のiPadユーザーがハードウェア挙動に関する欠点について,Apple社に対し集団訴訟をおこした模様。訴えているのはiPad読書愛好家たちで,炎天下の海岸などで読書をすると,日光の直接照射による本体オーバーヒートにより,画面にシャットダウン警告が出てしまい,ゆっくり読書が楽しめないという理由。Apple社ではiPadの広告などで,「本と同じように読書が楽しめる」とうたっているため,販売中止命令と損害賠償を求めているようだ。訴状を受けたのは北カリフォルニア連邦地裁。
なお,米国では季節を問わず炎天下の海水浴場・公園で寝転がり,肌を焼きながら長時間読書を楽しむ人が多く,今回の訴訟もそのようなユーザーたちによっておこされたようだ。