講談社文庫「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読む。3年前に発行された単行本に,最近の状況を付け加えた増補版。
糸井重里といえば,私にとってはビックリハウスの人,という何十年前のイメージが未だに残っているが,そういう人にとっては,「日刊イトイ新聞」は,いかにも糸井氏らしい読者に親近感をわかせるような巧い誌面?作りだなぁと感じられるが,本書ではその立ち上げのきっかけや,その後の運営の様子について,広告プロデューサーとしての仕事との関係や,新しいメディアの「起業家」としての興奮や苦労を交え,率直に語っている。
『49歳の誕生日に初めて買ったMacからすべては始まった。小さな自前のメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』は,ベストセラーを生み,イベントを成功させ,「すぐそこにある幸せ」を伝える,1日100万アクセスの超人気HPになった。新しい「仕事」のかたちを探る『ほぼ日』の,試行錯誤と成長のドラマ。』
コメント
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いつも読ませて頂いています。わたしとしては、渡辺真理「マリーな部屋」が更新されていないのが、残念!!