角川oneテーマ新書の新刊「超簡単!ブログ入門」(増田真樹)を読む。副題は「たった2時間で自分のホームページが持てる」だが,これはあくまで売り文句であって,ホームページを初めて作る人に『HTMLを勉強するのは大変だからブログでやっちゃえば簡単!』というような内容ではない。
初めてなんです….という人には,ブログサービスのマニュアルや親切なウェブサイトが沢山あるから,そちらの方を薦めるが,『いままで「普通」のウェブサイトを運用してきたが,なにか周りがブログブログとうるさい。見たところ,書き続けてきた日記ページとどこがどう違うんだい?』という人(すなわち私みたいな)には本書が役に立つ。ブログのまだ短い歴史と新鮮なコミュニケーションスタイル,掲示板にはない効用,ビジネスとの関わりなどが,やさしくまとめられている。
ブログサービス比較紹介など,すぐに古くなってしまう実践編を割愛して,日記,ニュース以外での具体的なブログの運用例といったような応用編を充実して欲しかったが,ブログのいま,をまとめておくという意味ではこれもありか,と思った。
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新書でブログ入門書。
ぼくがはじめて「ブログ」という存在を知ったのは、宮台真司さんが雑誌に書いたのを読んだときではなかったか。そのあと朝日新聞に記事が出て、じゃあッてんでネットに「ブログ」…
「超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる」を買いました。
「超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる」を買いました。
角川『超簡単!ブログ入門』
FrontPage 角川書店:角川Oneテーマ21 『超簡単!ブログ入門』~(著:増田真樹-maskin) ブログのおかげで小学生から70代のお年寄りまでがホームページを持てるように。本書は入