あまり読むところがなさそうだし….とスルーしていた枻文庫「パリ散歩の時間」(藤田一咲)を読む。
「お茶と写真の時間」や「ハッセルブラッドの時間」などに続く写真家・藤田一咲のシリーズ第4作。路地裏,市場,美術館,蚤の市,カフェ,墓地など,パリを散歩しながらスナップ。
写真は豊富だが,文章はガイドというほどの読みではなく,ちょっと中途半端な印象。
これまでのシリーズをみると,ある程度構えて,ていねいに撮られた写真の方が好感度が高い人だけに,本作はちょっと腰が引けていて残念。相手がパリのせいかもしれないが。
コメント
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エイ文庫は漢字が出ずに困っちゃうのですが、出ました。「枻」。
これはビックリしました。わたしのところでも見えています。