新潮文庫の新刊「オトナ語の謎。」を読みました。
おなじみ糸井重里さんが中心に展開している「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載企画に加筆し,文庫化したもの。「オトナ語とは何?」という方は,まずこちらをご覧下さい。
サラリーマン生活20余年,当たり前のように使っている会社言葉を,あらためてこうして文字にされると,思わず笑ってしまいます。もちろん新入社員にはきわめて実用的?な本。
単行本で出た時は,カバーを取ると書店カバー風の表紙が現れるという凝った体裁になっていましたが,文庫版はふつうの新潮文庫仕様。ところで,その新潮文庫にも秘密がある・・・ということで,背の色とブドウマークについての蘊蓄は「新潮文庫のささやかな秘密」にてお楽しみ下さい。