カオスだもんね!」(水口幸広)の最新刊,マニアック編を読む。
週刊アスキーへの連載をまとめたこの社会派レポートまんが?シリーズもいよいよ13巻目。もちろんすべて読んでいるが,今回は,ROBO-ONE(自作ロボット格闘競技会),シャドウベイン(多人数参加型オンラインゲーム),懐かしい「人生ゲーム」,これまた懐かしい「初代ファミコン」などなど,マニアックな話題をたくさんとりあげている。
これを読むためだけに週刊アスキーを買うという時代が長く続き,いまは立ち読みですませて単行本化を待つという,著者にはありがたくない読者である私だが,公私ともにさまざまな障害を乗り越えて,十数年に及ぶ連載を続けてきた水口画伯の粘りはお見事。