文春新書の新刊「動物病院119番」(兵藤哲夫,柿川鮎子)を読みました。
ここのところお世話になることはなかったのですが,わが家の近隣でも本当に動物病院が増えましたね。やたらに飼犬が多い土地柄もあるのでしょうが,実際,人間の病院よりも目につくほどです。
当然気になるのは,どんな病院を選んだらよいのか,費用はどれくらいか,ペットが亡くなってしまったときは・・・そんな疑問に開業40年のベテラン獣医がわかりやすく答えています。犬猫中心なので,エキゾチックアニマル系の方には物足りないかもしれませんが。
今時ペットを飼うには,かなりの経済的な負担がかかることを皆承知していると思います。それでも捨てられる犬猫があとをたちません。著者はその里親運動にも長年取り組んでいます。