ペット本をもう一冊。「ぜったいに飼ってはいけないアライグマ」(さとうまきこ,理論社)を読んだ。
仕草がかわいいので,穏和で人懐っこい動物なんだろうな。でも,その割に捨てられたアライグマ繁殖し,各地で被害が出て,害獣よばわりされているは何でだろう?と思っていた。
本書は,児童文学の作家である著者が,アライグマ・ラスカルのイメージでペットショップで衝動買いしたアライグマの成長記録。といっても,見かけによらず凶暴なアライグマと著者一家との長年にわたる流血戦がメイン。これを読むと,ペットショップのオヤジさんが言った「ネコみたいなものですよ」は,大嘘だったことがわかる。
そもそもアライグマは,人に慣れないのだ。牙も爪も強力なので,ゲージの中で育てない限り,人・家ともに大被害を受ける。「ぜったいに飼ってはいけないアライグマ」というタイトルは,冗談めかしているわけではなく,野生動物をペットとして飼う意味を問うている。著者の無知を非難することはたやすいが,現実に(現在のところ)ペットに相応しくない野生動物,エキゾチックアニマルが,たくさん売りに出され,飼育されているのだ。
コメント
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生後4ヶ月から 飼いはじめました。
5歳ころから落ち着きがみられ
今では 食事時はくるりんこ
おやつの時は 大回転します
ブラッシングも大好きです
うんちも 一箇所できちんとできます
ラスさま。アライグマ可愛いですね。
ウチはずっとウサギを飼っていますが,
寂しがり屋なのに構われのはいや,という
わがままなヤツです。