新橋古本市

天気もよくなりましたので,新橋駅前で開かれている恒例古本市を覗いてきました。
岩波文庫はワゴン一つほど,そのほかの文庫本にも,とくに見るべきものはありませんでした。ただ,雑誌「文庫」復刻版(1997年)10冊揃いが1万円(定価2万1千円)で出ていました。
『雑誌『文庫』は,岩波文庫の愛読者を組織したブッククラブ《岩波文庫の会》の会誌として刊行された。1950年代の10年間,ここに登場する執筆者数は500余名(延べ820名)を数え,当時の日本の学界,文学界,言論界に指導的役割を担った錚々たる顔ぶれである。今や「幻の名雑誌」となった全117冊を,岩波文庫創刊70年を記念して,一括復刻』したもので,これはお買い得かも。