先日,仕事帰りに東京駅近くの丸善にモンブランの新色インク,レーシンググリーンとセピアを買いにいった。ついでに,手帳売り場で来年のシステム手帳のレフィルなどを眺め,話題になっていた本「みんなの手帳」(手帳愛好家委員会編 大和書房)を買ってきた。
さっそく電車で読みながら帰ろうと思ったが,さすがに大判ピンクの女性誌のような装丁では読みづらく,帰宅してからじっくりと。
本書は,女流作家やビジネスウーマン(言い方が古いな)が日常使いしている手帳を紹介したもの。それぞれ個性的な手帳スタイルがうかがい知れて面白い。もっとも,写真が小さいので,中身はあまり読めないけれど。
有名無名にかかわらず,他人の手帳を覗く機会などあまりないし,相手がオシャレな革手帳など持っていても,それ見せてくださいとは言いにくい。それが女性であったらなおさら。私も自慢の手帳を見せびらかすことは吝かでないが,中身を見られたら,すぐに仕事の薄っぺらさがばれてしまうので,恥ずかしい。
よって本書は,誰にでもある覗き趣味を多少は満足させてくれるということで,売れそうだ。
コメント
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文章うまいですね~
お恥ずかしいかぎりですが,これからもお立ち寄りください。