エイ文庫の新刊「ポラロイドの時間」(藤田一咲)を読む。
「写真の時間」シリーズも第9作目。『ポラロイドの生みの親,ランド博士没後15周年記念特別企画』とのことで,懐かしい機種から現役バリバリの機種まで,ポラロイドカメラの歴史を辿りつつ,独創的なメカニズムや開発にまつわるエピソードも紹介。著者のコレクションを見ているだけでも楽しいが,もちろんメインは作品。ポラロイドならではの「脱力」ぶりが心地よい。
我が家にはもうポラロイドは無くて,例のチェキがあるだけ。でも,これはデジタルカメラとは違ったおもしろさがある。本書を読んで,SX-70(本当にかっこいい)を買いたくなった方は,こちらへGO!