2006年3月,「ソフトバンク新書」が創刊された。
さおだけ屋とかバカの壁とか,新書の勢いが良いせいか,ここにきて新規参入をはかる出版社が増えてきている。実利的な,あるいは奇をてらったタイトルが目立ち,いまさら新書の教養主義を持ち出してもしょうがないが,軽装本のカッパ××や××ノベルスとどこが違うのか・・・と思ってしまう。
ちなみに,ソフトバンク新書のコンセプトは,「自分を広げていくための,好奇心の扉」とのことで,初回6冊のタイトルと執筆陣は,以下のとおり。
・畑 正憲『人という動物と分かりあう』(001)
・島田裕巳『宗教としてのバブル』(002)
・杉江 弘『機長が語るヒューマンエラーの真実』(003)
・岡留安則『編集長を出せ!』(004)
・児玉光雄『なぜモチベーションが上がらないのか』(005)
・高田純次『適当論』(006)
高田純次の適当論・・・「なぜ人々は彼に憧れるのか? 彼のこれまでの発言とインタビューから,適当に,かつ楽しく生きる方法を学ぶ。本当の「生き方上手」」。 ちょっと気になりますな。
今後は各月2冊で刊行予定。