コバルト文庫30年

集英社のコバルト文庫が創刊30年を迎えた。1976年5月創刊ときいて,ちょっと意外に思ったのは,中学生,高校生の頃には,すでに書店に並んでいたような気がしていたからだ。刊行点数3400,総発行部数2億5900万部は,文庫界でも立派な記録。シリーズ名は,コバルト・ブックス,集英社文庫コバルトシリーズ,コバルト文庫と変わってきた。
もともと,ティーンズ向け文庫の老舗だったが,最近ではボーイズラブをテーマとした作品も。書き下ろしのほか,雑誌「Cobalt」の連載を文庫化するというパターンもある。私としては,「小説ジュニア」の方が親しみがあり,代表的な作家としては,赤川次郎,新井素子,窪田 僚といったところを思い出すが,これはちょっと古いか(このへんは,我が家の書棚を探すと出てくるだろう)。ほかに,富島健夫や佐藤愛子などアダルトな作家も,若い人向けの作品を書いていた。

コメント

  1. ヤナイさん いつもどうもありがとうございます。分かっているんですが,消しきれません。抜本的な対策が必要あなのかも??? 検討中です。

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