無印良品,好きなんです。職場近くの有楽町店は大型店舗なので,いろいろ見て回っているうちに,すぐ時間がたってしまいます。まあ,無印という名の一つのブランド志向なわけですが。
そんな無印良品の商品一つ一つに付けられた名前の秘密をまとめたのが,新刊「無印良品のふしぎ」(ピエブックス)。ボール紙風でバーコード付きの商品シールを配した装丁も面白いけれど,中身も普通のカタログ本とはちょっと違う。
無印良品って,商品に奇をてらった名前ではなくて,単純明快,ストレートに機能を明らかにした名前を付けていますね。だけど,それが結果として,妙に長ったらしい名前になったりします。
私がよく見ている文房具関係でも,「選べるリフィルペンポリカーボネイト軸中性(ゲルインキ)ボールペン」で,その替芯が「選べるリフィルペン中性(ゲルインキ)ボールペン用リフィル」・・・そのまんま。セーターだと,「綿ミドルゲージ細編使いヘンリーネック五分袖セーター」とか。逆に一種類しかない商品は思いっきり簡単で,「スピーカー」,「CDラジオ」。無印では,一軒家まで売っているんですよ。
本書は,担当者への聞き書きスタイルで,商品名だけでなく,サイズなどヴァリエーション展開の考え方に触れていて,無印ファン以外でも楽しめます。
※ピエブックスは,写真集,デザイン書,ポストカードブックなどビジュアルメインの出版社。ピエとは,PIE=円・丸い,地球,世界。世界のさまざまなデザイン・アート・文化を世界に紹介したい,届けたい。やさしく,可愛らしさをこめた親しみのある書籍づくりをめざしたい・・・という思いをこめたブランドネームとのこと。P.I.E.=Pretty(かわいい)International(国際的な) Emotion(感動)。