続 高慢と偏見(テナント)

続高慢と偏見ちくま文庫の新刊発売。今月の(岩波でいうところの)赤帯は,「ノヴァーリス作品集(2)」,「完訳グリム童話集(6)」,「続 高慢と偏見」の3点。
ん? 「続 高慢と偏見」って,オースチンのあれかいな,と思うと,これはエマ・テナントが高慢と偏見の続編として書いた「ペンバリー館」のことですね(「続・風と共に去りぬ」みたいなものです)。単行本で出したときは,「ペンバリー館-続・高慢と偏見ジェイン・オースティン」というタイトルでしたが,文庫本では,モロに「続 高慢と偏見」。勘違いしそうですな。
テナントは,1937年ロンドン生まれ。雑誌編集者の傍ら作家活動をしています。「ペンバリー館」はあまり評判がよくなかったようで,とくにオースチンファンからは酷い言われようですが,ご自分で確かめたい方は,ぜひこの文庫本で。
ちなみに,オリジナルの「高慢と偏見」は現在,ちくま文庫岩波文庫河出文庫から出ています。