岩波文庫でひろがる映画の世界

岩波書店では,「岩波文庫でひろがる映画の世界」と題して,5月25日より全国の書店でフェアを実施中。
『毎年必ずといっていいくらい,何本かの映画が「岩波文庫」の中から撮られています。「テス」「灰とダイヤモンド」「破戒」「雪国」等,文庫の書名が映画のタイトルになったものは,もちろん数多くあります』ということで,今回は60点73冊を選び,〈岩波文庫で拡がる映画の世界〉フェアを企画。あわせて,以下の品切れ書目も復刊された。
東海道四谷怪談(鶴屋南北),野菊の墓(伊藤左千夫),白痴(ドストエーフスキイ),灰とダイヤモンド(アンジェイェフスキ),ロダンの言葉抄(高村光太郎),ローザ・ ルクセンブルクの手紙(L.カウツキー編),世界をゆるがした十日間(ジョン・リード)。
『各冊に映画のタイトルと公開年,監督,主演俳優と簡単な説明の入った特製帯を付けます』ということなので,帯フェチ(異帯コレクター)の方は,どうぞ。