岩波文庫6月の新刊
・インカ皇統記 (2)〔全4冊〕 (インカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ)
・小説の方法 (伊藤 整)
・文法の原理 (中)〔全3冊〕 (イェスペルセン)
・山上宗二記 付茶話指月集 (熊倉功夫校注)
「小説の方法」の文庫本は,河出市民文庫,新潮文庫から出ていたが,いずれも50年ほど前のものなので,久々の文庫化を歓迎。日本ペンクラブ電子文藝館も参考になる。
岩波文庫6月の復刊
・アドルフ (コンスタン)
・ギリシア案内記 全2冊 (パウサニアス)
・晩年の父 (小堀杏奴・・・森鴎外の娘さんですな)
この中では,2世紀後半のギリシャ旅行ガイドブック「ギリシア案内記」が面白い。『名所旧跡を案内し,そこに伝わる行事,宝物,ゆかりの神話を語る。他の文献にはない伝承を数多く伝えており,現代の旅行者にとっても秀抜な旅行案内であると同時に,古代ギリシア研究に不可欠な基本資料』で,古代オリンピックの蘊蓄なども当時の眼で書かれている。