2007年秋 岩波文庫一括重版

2007年11月の岩波文庫秋の一括重版予定書目です。かなり地味な感じは否めませんが,読み物としては幕末の役人のさまざまな裏話を記録した「旧事諮問録」(1999年秋にも復刊されています)や,意外に下世話な当時の楽壇のゴシップを書いていて面白い「ドビュッシー音楽論集」などお薦め。
■岡正雄論文集 異人その他 他十二篇(大林太良編) (1994年11月16日発行)
■植木枝盛選集(家永三郎編)(1974年7月16日発行)
■内村鑑三所感集(鈴木俊郎編)(1973年12月17日発行)
■学問芸術論(ルソー)(1968年12月16日発行)
■河上肇評論集(河上 肇,杉原四郎編)(1987年6月16日発行)
■感情教育 全2冊(フローベール)(1971年3月16日発行)
■旧事諮問録 全2冊(旧事諮問会編)(1986年1月16日発行)
■ギリシア宗教発展の五段階(ギルバァト・マレー)(1971年9月16日発行)
■基督教の起源 他一篇(波多野精一)(1979年6月18日発行)
■経済学および 課税の原理 全2冊(リカードウ)(1987年5月18日発行)
■ルソー 告白 全3冊(桑原武夫訳)(1965年3月16日発行)
■古代国語の 音韻に就いて 他二篇(橋本進吉)(1980年6月16日発行)
■産業革命(アシュトン)(1973年7月16日発行)
■青年と学問(柳田国男)(1976年3月16日発行)
■大乗起信論(宇井伯寿,高崎直道訳注)(1994年1月17日発行)
■中国文学における孤独感(斯波六郎)(1990年9月17日発行)
■哲学史序論(ヘーゲル)(1967年5月16日発行)
■天台小止観(天台大師)(1974年4月16日発行)
■藤村随筆集(十川信介編)(1989年3月16日発行)
■徳川家康 全2冊(山路愛山)(1988年1月18日発行)
■徳川時代の文学に 見えたる私法(中田 薫)(1984年3月16日発行)
■ドビュッシー音楽論集(平島正郎訳)(1996年1月16日発行)
■豊臣秀吉 〔全2冊〕(山路愛山)(1996年2月16日発行)
■日本語の系統(服部四郎)(1999年3月16日発行)
■ヒュースケン 日本日記(ヒュースケン)(1989年7月17日発行)
■人間(カッシーラー)(1997年6月16日発行)
■バッハの生涯と芸術(フォルケル)(1988年1月18日発行)
■花田清輝評論集(粉川哲夫編)(1993年10月18日発行)
■微生物の狩人 全2冊(ポール・ド・クライフ)(1980年11月16日発行)
■福沢諭吉教育論集(山住正己編)(1991年3月18日発行)
■法華義疏 全2冊(聖徳太子)(1975年4月16日発行)
■ヨオロッパの世紀末(吉田健一)(1994年10月17日発行)
■ローマ皇帝伝 全2冊(スエトニウス)(1986年8月18日発行)
以上

コメント

  1. ご無沙汰です。欲しい作品は何点かありますね。過去にはレギュラー商品で棚でよく見たものがりますが、その当時はあまり関心がありませんでした。改めて読みたくなったというのは、年齢を重ねた証拠でしょうか。

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