赤毛のアン(モンゴメリ)

アンのゆりかご 村岡花子の生涯モンゴメリ「赤毛のアン」が1908年6月に刊行されてからちょうど100年。22カ国語に翻訳され,我が国でもこれまで各社から文庫が刊行されています。
 1954年 村岡花子訳 新潮文庫
 1957年 中村佐喜子訳 角川文庫
 1973年 神山妙子訳 旺文社文庫
 1975年 猪熊葉子訳 講談社文庫(旧版)
 1992年 曾野綾子訳 河出文庫
 1999年 掛川恭子訳 講談社文庫
 2005年 松本侑子訳 集英社文庫
最初の翻訳文庫,村岡花子氏のシリーズを出した新潮社は,原文の省かれた部分を補完(孫の村岡美枝による)し,新しい表紙による新装版全10巻を今年2月から刊行しており,第1巻は重版を経て約8万5千部を発行,前年の約6倍のペースで売れているとのこと(産経新聞)。
ちなみに,村岡花子の書斎はそのままの形で「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」として公開されています。村岡花子が悩んだタイトルについて,「窓辺の少女」「窓に寄る少女」「夢見る少女」などいろいろと考えた結果,当時大学生だった娘のみどりの「『赤毛のアン』がピッタリだわ」の意見に従ったと言われていますね。

コメント

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