2000年3月

3月27~31日 無事帰ってきました。いやいや,一週間天気が悪い日が多くて残念でしたが,松山は良いところですな。道後温泉の湯に浸かりながら,久しぶりにゆったりした気分になりました。今回,旅のお供には,永井荷風の墨東綺譚をまた持っていったんです。そのかなりボロくなった岩波文庫は,20年ほど前,学生時代…

続きを読む

2000年2月

2月29日 さて「罪と罰」が完結したので,ドストエフスキー関係のページを探してみよう….と思ったら,「ドストエフ好きーのページ」というのが見つかったので,それで終わりになりました。ドストエフスキーへの個人的なこだわりが楽しいページです。私自身は,「貧しき人々」が一番好きなので,北杜夫さんのコメン…

続きを読む

文庫本の稼働点数(資料)

岩波文庫(1927) 特徴/文庫本の元祖。創刊以来、国内外の古典の名作だけをそろえる。 最近のベストセラー/「モンテ・クリスト伯」(全7冊)デュマ 各数千部 稼動点数=1300 新潮文庫(1947) 特徴/毎年リニューアルしている「新潮文庫の100冊」をはじめ国内外の文学作品が充実。 最近のベストセ…

続きを読む

2000年1月

1月31日 やはりディズニーランドのホテルは,予約初日で12月までの土日はすべて完売とのこと。今朝発売のYokohama Walkerを読んでいたら,中村うさぎの新刊が紹介されていました。「麻布の高級マンションに住み,グッチやシャネルなどの高級ブランドを買いあさるが銀行残高98円・・・。平成の買い物…

続きを読む

現代教養文庫

版元の社会思想社(創立昭和22年)は,戦時下,軍部ファシズムを批判したため東京帝国大学の教壇を追われ,戦後,リベラリストとして再評価された河合榮治郎の門下生によって設立された社会思想研究会出版部を前身とする。ベネディクト『菊と刀』やトインビーの『歴史の研究』などの翻訳出版権をGHQのオークションで取…

続きを読む

岩波現代文庫の創刊

岩波現代文庫が1月14日に創刊される。学術,文芸,社会を3本柱に,それぞれG,B,Sの分類記号を割り当て,初回は21冊。70数年前の岩波文庫の登場に比べれば,ずいぶん穏やかな船出である。 「現代文庫」という名は,あまりに芸がない気もするが,「現代文庫」が出たことによって,既存の岩波文庫は,「古典文庫…

続きを読む

1999年12月

12月30~31日 本の雑誌増刊で出たばかりの「おすすめ文庫王国」を読んでいます。本の雑誌編集部が選ぶ1999年度文庫ベスト10,文庫編集者対談,復刊文庫ベスト10,ジュニア文庫への招待,もっと名著を文庫化せよ!,などなど,薄い雑誌なのに結構盛りだくさん。エンターテイメント本中心で,名著といっても岩…

続きを読む

50000アクセス感謝!

開設以来2年半ほどで,のべ50000回のアクセスがあり,ご来場いただきました皆様には,たいへん感謝しております。2000年に向かって,一層充実したページにするよう努力して行くつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。

続きを読む

1999年11月

11月30日 「罪と罰」上巻が読み終わったので,講談社学術文庫の新刊「パリ風俗誌」に手を出しています。本書は,美術評論家ヴァルノによる中世から1930年までのパリの歴史(風俗史)。豊富な図や写真とともに,普通のフランス史では表に出てこないファッションや建築物,時代時代の流行など,王侯から市民に至るま…

続きを読む

1999年10月

10月28~31日 はやいもので,もう10月も終わり。普段野球に興味のない我が家も,ダイエーが優勝したとあっては,黙っていられない….いざ東戸塚にできたばかりのダイエー全品2割引へ出動。しかし,何にもなかった東戸塚の駅(横須賀線)が,あれよあれよという間に,にぎやかになってしまいびっくり。わが辻…

続きを読む